2021年08月31日 05時00分 公開
特集/連載

在宅とオフィスの併用勤務「ハイブリッドワーク」で“脱VPN”が広がる理由ハイブリッドワークの整え方【前編】

新型コロナウイルス感染症対策として、テレワークとオフィスワークを組み合わせた「ハイブリッドワーク」が広がり始めている。こうした中、従来の「VPN」の課題が顕在化しているという。何が起きているのか。

[Andrew Froehlich,TechTarget]

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 企業のリーダーが、テレワークとオフィスワークを組み合わせた業務形態「ハイブリッドワーク」に関するセキュリティ面の助言を求めても、答えを得るより疑問が増える結果になりがちだ。本連載はVMwareの製品マーケティングおよびパートナーシップ担当シニアディレクターであるエイブ・アンクマ氏の話を基に、企業が安全なハイブリッドワークを実現するために必要なインフラを解説する。

ハイブリッドワークの恒常化

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)に伴う規制が緩和され、企業はポストコロナ(COVID-19のパンデミック終息後)の戦略を練っている。その中で、ポストコロナにおける大きなシフトの一つ「フレキシブルな労働環境」が存続する可能性がますます高まっている。

 2020年のCOVID-19のパンデミック下で、従業員がハイブリッドワークで働くことは、企業の生産性を保つのに役立った。オフィスの電気代と維持費の削減や週5日の通勤を望まない人材を雇用する機会の拡大といった、ハイブリッドワークのさまざまな利点を企業が認識し始めている。

 ハイブリッドワークを定着させるには、テレワークを支える技術を見極め、従業員がどこにいても効率的かつ均質なセキュリティとパフォーマンスで業務できるようにすることが重要だ。例えばVPN(仮想プライベートネットワーク)は、社内LANへのリモートアクセスの手段として企業がパンデミック期に頼った技術だ。一方で長期的な観点から見ると、VPNはテレワークのリモートアクセス技術として理想的ではない可能性がある。

ハイブリッドワークには「VPN」は理想的とは言えない理由

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