ギーク向けプレゼントを選ぶなら、テレワークの効率向上に役立つアイテムを選んでみてはいかがだろうか。値の張るアイテムを贈るのが難しい場合でも、代替策は豊富にある。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)が長引く中、IT業界で働く人は、今後もテレワークを継続することになると考えられる。こうした中でギーク(技術オタク)向けプレゼントの候補となるのが、テレワークの効率向上を助けるアイテムだ。
働くギークにとって、テレワークにコンピュータは欠かせない。ギーク向けプレゼントとしてコンピュータを選ぶとすれば、ノート型デバイスが候補に挙がる。その中の一つが、ディスプレイサイズ16.2型のApple「MacBook Pro」(以下、16インチMacBook Pro)だ。
Apple独自のSoC(プロセッサなどシステムの構成要素を1つのシリコンチップに集約した製品)「Apple M1」シリーズを搭載した16インチMacBook Proは、ギーク向けプレゼントを検討する、米TechTargetの複数のアドバイザーから絶賛を受けた。あるアドバイザーは16インチMacBook Proについて「“少し高級な『MacBook Air』”ではなく、電力効率に優れ、かつ非常に強力なSoCを搭載した開発者向けマシンだ」と説明する。
16インチMacBook Proの価格は、米国公式オンラインストアで2499ドル以上だ。この価格が予算範囲外である場合、または相手が既に16インチMacBook Proを所有している場合は、周辺機器が有力な代替案になる。
あるアドバイザーは、Anker Innovations TechnologyのUSBハブをはじめとする充電用の周辺機器をお薦めする。「ゲストを迎えるのが好きなギークにとって、ゲストのデバイスを充電するための周辺機器をリビングルームに置くことは素晴らしいことだ」と、このアドバイザーは言う。
別のアドバイザーは、湾曲した外付けディスプレイや人間工学に基づいたメカニカルキーボードなど、複数の周辺機器を候補に挙げる。「パンデミックが続く中で、テレワークの作業効率改善は間違いなく最優先事項だ」と、このアドバイザーは主張する。
“Mac信奉者”(Macolyte)向けプレゼントの候補となる周辺機器をもっと知りたい場合は、Quiller MediaのApple情報ブログ「AppleInsider」が参考になる。AppleInsiderは、合成皮革のスリーブ(収納ケース)から、のぞき見防止用ディスプレイフィルターまで、16インチMacBook Proや他のApple製デバイス向けのさまざまな周辺機器を紹介している。
後編は米TechTargetのアドバイザーがお薦めする、その他のギーク向けプレゼントを紹介する。
米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。
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