セキュリティ分野でキャリアアップを図る上では、AIセキュリティ認定資格の取得が有効だ。ただし、資格取得が無駄にならないように判断は慎重にしよう。AIセキュリティ認定資格のメリットとデメリットを考える。
セキュリティ業界では、人工知能(AI)技術を脅威の検知や対処に活用する動きが広がりつつある。AI技術を活用するのは、守る側だけではない。攻撃者もAI技術をマルウェア開発やフィッシングメール作成に取り入れ始めている。こうした中、AI技術の知識はセキュリティ専門家にとってもはや不可欠だと言える。AI技術の知識を身に付け、その知識を職場で生かすには、認定資格の取得が有効だ。AI技術関連のセキュリティ認定資格を取るメリットとデメリットを紹介する。
AIセキュリティの認定資格を取得するメリットは以下の通り。
AIセキュリティの認定資格を取得するデメリットは以下の通り。
上記のメリットとデメリットを考えると、AIセキュリティ認定資格を取得するかどうかの判断は、自身の職務や希望する今後のキャリア、認定資格の内容といった複数の要素に左右される。AI技術に強い関心があって長期的に携わりたいと考えている人であれば、AIセキュリティの認定資格取得に価値があるのは間違いない。
後編は、具体的に4つのAIセキュリティ認定資格を紹介する。
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