検疫ネットワークの実際:マカフィー編検疫ネットワーク再入門【第2回】

検疫ネットワークのタイプのひとつに、包括的なセキュリティソリューションの一部として提供されるものがある。マカフィーの「McAfee Total Protection」がそうだ。企業におけるすべてのセキュリティソリューション要素を結び付け、管理を容易にした製品で、検疫ネットワークの機能を単体で利用することも可能だ。

2006年07月07日 10時17分 公開
[TechTarget]

 検疫ネットワークと名の付く製品やサービスは、多くのメーカーから提供されている。「検疫」「隔離」「治療」といった基本的なプロセスは同一だが、その内容や構成はさまざまだ。ソフトウェアで構成されているものもあれば、ハードウェアで構成されているもの、トータルソリューションとして提供されているものもあるといった具合だ。そこで、今回からは実際に提供されているサービスについて、メーカーの担当者に直接話を聞き、紹介していく。

 今回は、包括的なセキュリティソリューションの一部として提供される検疫ネットワークの一例として、マカフィーの検疫ネットワーク戦略「McAfeeネットワークアクセスコントロール・ソリューション(NAC)」の中核をなす「McAfee Policy Enforcer」を紹介する。このソリューションは、おもに中規模から大規模の企業をターゲットとした製品で、「McAfee Total Protection」に組め込めるほか、単体でも導入できる。また、1つのコンソール画面からすべての管理が可能な点も特徴となっている。

 ここでは、本製品を開発した背景や製品の概要、実際に企業が導入する際のポイントなどをまとめていく。

ITmedia マーケティング新着記事

news193.jpg

IASがブランドセーフティーの計測を拡張 誤報に関するレポートを追加
IASは、ブランドセーフティーと適合性の計測ソリューションを拡張し、誤報とともに広告が...

news047.png

【Googleが公式見解を発表】中古ドメインを絶対に使ってはいけない理由とは?
Googleが中古ドメインの不正利用を禁止を公式に発表しました。その理由や今後の対応につ...

news115.jpg

「TikTok禁止法案」に米大統領が署名 気になるこれからにまつわる5つの疑問
米連邦上院が、安全保障上の理由からTikTokの米国事業の売却を要求する法案を可決し、バ...