2006年06月28日 11時32分 公開
特集/連載

検疫ネットワーク基礎の基礎検疫ネットワーク再入門【第1回】

日本版SOX法などの言葉と前後して聞かれるようになった「検疫ネットワーク」。外部から企業ネットワークに持ち込まれるPCに対し、認証だけでなくセキュリティチェックを行い、問題がある場合は「治療」も行うシステムだ。今回から連続で、検疫ネットワークの再入門と、対策製品およびソリューションを検証していく。

[吉澤 亨史,TechTarget]

 「検疫ネットワーク」は、その名の通り、外部から企業ネットワーク内に持ち込まれたPCに対して検疫を行うというシステム。つまり、外部から持ち込んだPCを接続しようとした際に「検疫」を行い、問題があれば「隔離」して「治療」を施し、安全性を確認したうえで企業ネットワークへの接続を許可するというもの。従来は外部PCのユーザーが行っていたセキュリティ対策を、接続するネットワーク側で行うシステムだ。

 このシステムは日本版SOX法を視野に入れたもので、コンプライアンスの一環として位置付けられている。基本的に「検疫」「隔離」「治療」「接続許可」というプロセスを踏むという点は同じだが、提供されているサービスによって、さまざまなバリエーションが存在する。また、複数のサービスや製品との組み合わせで提供されるケースや、広範なセキュリティソリューションの一部として提供されるケースもあり、分かりづらい状況でもある。

 この特集では、「検疫ネットワーク」の基礎を紹介すると共に、実際のサービスを取り上げ、内容や現状を紹介していく。

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