検疫ネットワークのタイプのひとつに、包括的なセキュリティソリューションの一部として提供されるものがある。マカフィーの「McAfee Total Protection」がそうだ。企業におけるすべてのセキュリティソリューション要素を結び付け、管理を容易にした製品で、検疫ネットワークの機能を単体で利用することも可能だ。
検疫ネットワークと名の付く製品やサービスは、多くのメーカーから提供されている。「検疫」「隔離」「治療」といった基本的なプロセスは同一だが、その内容や構成はさまざまだ。ソフトウェアで構成されているものもあれば、ハードウェアで構成されているもの、トータルソリューションとして提供されているものもあるといった具合だ。そこで、今回からは実際に提供されているサービスについて、メーカーの担当者に直接話を聞き、紹介していく。
今回は、包括的なセキュリティソリューションの一部として提供される検疫ネットワークの一例として、マカフィーの検疫ネットワーク戦略「McAfeeネットワークアクセスコントロール・ソリューション(NAC)」の中核をなす「McAfee Policy Enforcer」を紹介する。このソリューションは、おもに中規模から大規模の企業をターゲットとした製品で、「McAfee Total Protection」に組め込めるほか、単体でも導入できる。また、1つのコンソール画面からすべての管理が可能な点も特徴となっている。
ここでは、本製品を開発した背景や製品の概要、実際に企業が導入する際のポイントなどをまとめていく。
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