NGN実現のカギを握る「ATCA」の正体ATCA対応メディア処理ブレード「MG 7000A」

固定電話網や携帯電話網などを統合したIPネットワーク上で音声やデータ、動画などさまざまなメディアを扱うNGN。その実現のカギを握るのが、オープンアーキテクチャであるATCAだ。

2007年09月27日 00時00分 公開
[提供:NMSコミュニケーションズ株式会社/NTTアドバンステクノロジ株式会社]

秒読み段階のNGN実現に向けて注目されるATCAブレード

 いよいよNGN(Next Generation Network)の始動が秒読み段階に入った。2004年6月に英British Telecomが電話網のIP化を発表し、日本ではKDDIが2005年6月に「ウルトラ3G構想」を打ち上げた。NTTグループは2006年12月から1年間の予定でフィールドトライアルを開始し、2007年末までに本格稼働する予定になっている。IPネットワークを用いて音声や映像などさまざまなメディアを伝送するNGNでは、より柔軟で自由度の高いオープンスタンダードなアーキテクチャを用いた製品が求められる。

 従来、キャリアが必要とする通信機器は、キャリア特有の仕様に基づき特定メーカーに開発依頼を行っていたため、特定メーカーの専用機器製品であった。しかし、専用機器では保守運用コストがかさむだけでなく、新たなサービスや機能を追加していくことは難しい。

 こうした流れから、通信機器向けの標準規格であるATCA(Advanced Telecom Computing Architecture)に対応する製品が注目され始めた。ここでは、ATCAの概要と、音声や映像、データを統合するために重要なメディア処理ブレード「MG 7000A」を紹介しよう。


提供:NMSコミュニケーションズ株式会社/NTTアドバンステクノロジ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:TechTarget編集部