米Sybaseのアプリケーション開発ツール「PowerBuilder 11」の日本語版を販売開始。.NETプラットフォーム上での開発の簡素化や、データベース接続の拡張などが特徴。
アシストは4月25日、アプリケーション開発ツール「PowerBuilder 11」の日本語版の販売を開始した。
PowerBuilderは米Sybaseの提供する高速アプリケーション開発(RAD)ツール。最新版となるPowerBuilder 11では.NETプラットフォーム上での開発を簡素化。具体的には、PowerBuilderアプリケーションを.NET Windowsフォームアプリケーションとして作成し、ソフトウェアの配布・更新技術「Click Once」を使用して配布したり、ASP.NETアプリケーションとしてWeb上に配布が可能になった。また、PowerBuilder NVO(Non-visual objects/非ビジュアル・オブジェクト)を.NETアセンブリ、またはWebサービスとして配布可能。
また、データベース接続を拡張し、「Microsoft SQL Server」のSNCインタフェースおよびOracle 10g RACをサポート。動作環境としてWindows Vista Business Editionにも対応している。
価格は「PowerBuilder Enterprise for Windows」が53万円、「PowerBuilder Desktop for Windows」が5万2000円(ともに税抜き)。
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