2007年10月09日 04時45分 公開
特集/連載

Javaと.NETの対決──SOAにおける勢力争いの行方は?統合性か柔軟なUIか

SOA開発プラットフォームとしての利用率ではほぼ互角のJavaと.NET。今後はどう動くだろうか。

[Rich Seeley,TechTarget]

 SOA(サービス指向アーキテクチャ)開発におけるJavaと.NETの勢力は伯仲しているが、この現状について、2人のアナリストが対照的な見解を示している。

 2007年8月に発表されたEvans Dataの調査は、Java陣営にとってなかなかうれしい内容だった。Webサービス開発に携わる400人の開発者とITマネジャーを対象としたこの調査によると、SOA開発のプラットフォームとしてJavaを利用する企業は半年前の前回調査時と比べて若干増加し、Microsoftの.NETを利用する企業は20%減少した。しかし、この2つの技術の利用率は「ほぼ互角」であり、回答者の5人に1人はこれらの技術を両方利用することを計画していると、Evans Dataは述べている。

 この両技術の利用状況については、2人のアナリストが対照的な見解を示しているが、いずれも開発ツールは両方をサポートするものが一般的だと述べている。

 「Javaと.NETの競合は、一部の人が言うほど宗教戦争のようなものではないと思う。少なくとも、バックエンドのインフラ側では」とCurrent Analysisのアプリケーションインフラ担当主席アナリスト、ブラッドリー・F・シミン氏は語る。「ほとんどのSOAサーバプラットフォームは、Java環境と.NET環境をほぼ同じようにサポートしている」

 「SOA開発に利用する場合、Javaにも.NETにも利点と弱点がある」と、ZapThinkのシニアアナリスト、ジェーソン・ブルームバーグ氏は語る。同氏は、Evans Dataの調査結果は、傾向ではなく一時的な動きを示しているのではないかと指摘する。

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