2007年01月23日 07時00分 UPDATE
特集/連載

ColumnSOAへのBIの統合は新潮流となるか

BIはSOAに重要な付加価値を提供する可能性があるが、「粒度の細かい情報に基づいて自動分析を行う機能」を提供する必要がある。

[Michael Meehan,TechTarget]

 企業のIT部門の間でサービス指向アーキテクチャ(SOA)に関する技術的ノウハウの蓄積が進む中、ベンダーは、ビジネスインテリジェンス(BI)のような付加価値機能をSOAに統合するというビジョンを盛んにアピールしている。

 結局のところ、Webサービスの技術的パフォーマンスを監視することと、Webサービスがもたらす財務的パフォーマンスやビジネスチャンスを把握することは、まったくの別問題だ。そこにBIの出番がある。ベンダーはBIを、基本的に、SOAを効果的にビジネスに活用するためのツールと位置づけている。

 「従来、BIは、人間の要求に応じて、重要な可能性がある情報を提供することが主眼だった」とIBMのDB2およびBI製品開発担当ディレクター、ダン・スターマン氏は語る。「サービス指向アーキテクチャは、BIに次の大きな飛躍の契機をもたらす。今後はさまざまなサービスが情報を必要とするようになり、人間だけでなく、コンピュータも情報を要求するようになるだろう。BIはそれに応えなければならない」

 さらにスターマン氏は、開発者からアーキテクト、ITマネジャー、ビジネスアナリスト、経営幹部まであらゆる人が、会社で使われるWebサービスについて何らかのビジネスパフォーマンスデータを必要とするようになるだろうと付け加える。

 「サービスを調整するために、より精密な情報が必要になる」と同氏。「SOA環境で何が起こっているかを理解し、対応するのに役立つ精密な情報を集めなければならない。BIソリューションはそうした情報を提供する必要がある」

 シーホワイソフトウェアのチャールズ・ニコルズCEOは、BIはSOAに重要な付加価値を提供する可能性があるが、BIがSOAにおける当面のニーズに応えるには、機能的に変化しなければならないと語る。

ITmedia マーケティング新着記事

news112.jpg

「メルカリハイ」の謎を解く――4人に1人が100円以下の利益でもフリマアプリに出品
なぜ人は100円以下の少額利益でもフリマアプリに出品してしまうのか。謎を解く鍵は「承認...

news049.jpg

買い物場所の使い分け調査2019――日本能率協会総合研究所
コンビニエンスストア、ドラッグストア、100円ショップなど業態別利用実態と「そこで買う...

news060.jpg

セブン&アイが自社にデータドリブンカルチャーを醸成するために使う「Tableau Blueprint」とは?
データドリブン組織を実現するための標準的な計画手順、推奨事項、ガイドラインをまとめ...