ソニックウォールは6月7日、2700種類以上のアプリケーションに対応するセキュリティプラットフォーム「Project SuperMassive(スーパーマッシブプロジェクト)」を発表した。独自のアーキテクチャ、ファイアウォール、RF-DPI(Reassembly-Free Deep Packet Inspection)エンジンで構成され、アプリケーションの検出・分類・規制(侵入防止)、トラフィックの管理/可視化、SSLトラフィックの検査などが可能。
同社によると、世界の約半数の企業ネットワークにおいて、帯域幅の30%をIM(インスタントメッセンジャー)やTwitter、動画(ストリーミング配信)などのトラフィックが占めているという。インフラ側では、より高いパフォーマンスが求められるとともに、利便性・従業員の管理能力・セキュリティの向上が課題となっている。また、従業員が扱うアプリケーションの数は膨大であることから、その中から自社のポリシーに合う(使用してよい)/合わない(悪い)アプリケーションを瞬時に精査できる仕組みも求められる。
Project SuperMassiveは、こうした課題に対し、RF-DPIエンジンおよび同社従来比10倍の処理速度(最大40Gbps)を誇る高速技術、30GbpsのIPS(侵入防止システム)、10GbpsのDPI(通過するパケットを再構築なしで精査する独自のファイアウォール技術)によって、企業ごと最適なアプリケーションの管理・保護ができる環境を提供する。
「既存のネットワークセキュリティでは、リッチメディアの普及とマルウェアが混入したソーシャルメディアアプリケーションの急増によって、セキュリティがトラフィック量の増加に追い付くことができなかった。Project SuperMassiveは、データセンターの統合やWeb 2.0といった最新技術の導入に苦慮している企業・組織のネットワーク用に設計されているため、パフォーマンスとセキュリティのいずれも犠牲にすることなく、従業員の生産性向上とビジネス強化を実現できる」(米SonicWALL ネットワークセキュリティ 製品ラインマネージャ ディミトリー・アイラペトフ氏)
同社ではProject SuperMassiveを採用した製品の出荷を2010年第4四半期中としており、同年第3四半期にはβ版の出荷およびユーザー企業による試験運用を開始する。なお、2010年6月9日〜11日に千葉県・幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2010」の展示会では、Project SuperMassiveのプロトタイプが出展される予定。

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