「現場視点+最新ERP」――グループ経営、IFRS対応の鍵を探るパナソニック電工IS「GRANDIT」ソリューション

大企業だけでなく全ての規模、業種の企業が取り組もうとしているグループ経営。昨今ではグループ利用可能なERPの検討はコスト削減のためには避けて通れない。その際に鍵になるのは現場視点を備えたERPだ。

2011年10月05日 00時00分 公開
[ITmedia]

 グループ経営は今や、大企業だけのものではない。複数の企業をグループに束ねてシナジー効果を狙う経営戦略は、企業規模に関係なく、共通の課題である。しかし、そこで必ず持ち上がってくるのが、グループ企業間の会計業務や内部統制の仕組みをいかに統一していくかという課題であり、その課題こそ最も高いハードルになる。

 グループ企業の経営情報基盤としての情報システムは、親会社や子会社がそれぞれ個別にERPや会計システムを導入するケースが見られる。しかしこれでは、各社の経営情報はそれぞれの社内システムの中に閉じ込められてしまう。その結果、グループ全体の経営状況をリアルタイムに把握したり、ガバナンスをグループ全体にわたって効かせることが困難になってしまうのだ。

 さらに、IFRS(国際財務報告基準、国際会計基準)への対応においても、グループ内の会計業務共通化は重要課題となる。グループ内の各子会社がばらばらの会計システム、ばらばらの勘定コードを使っている状態では、グループ連結決算のセグメント開示などに対応していくのは難しい。

 そのため近年では、ERPパッケージをうまく活用することで、グループ内の基幹業務プラットフォームを共通化するソリューションが注目を集めている。IFRS時代におけるグループ連結経営のあるべき姿を想定したソリューションの内容を見ていくことにしよう。


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