2012年02月13日 09時00分 UPDATE
特集/連載

13万5000ドルを8年間不正受給する事件もジョブズ氏も関与? データ管理の不備が招いた2011年の5大事件

13万5000ドルの公金を不正に受給、犯歴なしの人物を重罪犯と誤認――。2011年に発生したこうした事件の元凶は「データ管理の不備」だ。

[Mark Brunelli,TechTarget]

 2011年に世界で起きたデータ管理関連の事件の中で最も注目を集めた幾つかを、米TechTargetがリポートにまとめた。身元照会の間違い、行政機関から扶助金をせしめた裕福な夫婦、さらには米Appleの故スティーブ・ジョブズ氏が関わった出来事などがある。専門家によると、どの事件も一般に認められているデータ管理のベストプラクティスに従うことで防げたという。

 TechTargetが選ぶ、2011年に発生したデータ管理関連の事件トップ5を順不同で紹介する。

事件1:裕福な夫妻に社会保証金を支給

 米ワシントン州シアトルのとある夫婦は、目の前に海が広がる120万ドルの豪邸で暮らし、この8年間、モスクワやドミニカ共和国、メキシコ、フランス、イスラエル、トルコと、異国情緒あふれる旅を楽しんできた。

 このデビッド・シルバースタインとリュドミラ・シモノヴァ夫妻は現在、米連邦検事局によって詐欺罪で訴追されている。旅行ざんまいだった期間に、連邦住宅局の支援プログラムや障害者扶助プログラムから13万5000ドルを不正に受給していたのだ。

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