企業向けクラウド型ファイル共有サービスへの期待と懸念バイオ医薬品企業の事例

IT部門の知らないところで、エンドユーザーがクラウドストレージサービスを利用することが大きな問題になっている。これ避ける手段として、企業向けのファイル共有サービスという選択肢がある。

2012年04月06日 09時00分 公開
[James Furbush,TechTarget]

 企業利用が進んでいるコンシューマーツールは、スマートフォンやタブレットだけではない。今やIT管理者は、社内に盛んに導入されつつあるクラウドベースのファイル共有アプリケーションやコラボレーションアプリケーションに対処しなければならない。

 米Box、米Dropbox、米YouSendItといった企業から提供されるクラウドストレージサービスは、企業の社員がドキュメントの送信や共有、大容量ファイルの移動、リモートワークを、インターネットに接続できる任意の端末で行うことを可能にする。しかし、このサービスのために使われるそうした端末は、IT部門が全くあずかり知らないものかもしれない。

 この“何でもあり”のアプローチによるクラウドベースのファイル共有は、米AMAG Pharmaceuticals(以下、AMAG)のような企業にとって大きな問題となっている。

ITmedia マーケティング新着記事

news149.jpg

最も利用率の高いショート動画サービスはTikTokではない?
ADKマーケティング・ソリューションズは、ショート動画に関する調査結果を発表しました。

news131.jpg

古くて新しいMMM(マーケティングミックスモデリング)が今注目される理由
大手コスメブランドのEstee Lauder Companiesはブランドマーケティングとパフォーマンス...

news087.png

Yahoo!広告 検索広告、生成AIがタイトルや説明文を提案してくれる機能を無料で提供
LINEヤフーは「Yahoo!広告 検索広告」において、ユーザーが誘導先サイトのURLを入力する...