聖マリアンナ医科大学、教職員約4800人の人事給与システムを刷新NEWS

聖マリアンナ医科大学が大学付属病院、研究機関などに在籍する教職員約4800人を対象とする人事給与業務基盤を刷新し、人事給与業務の効率化と人材管理の高度化を実現した。

2013年08月28日 13時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 学校法人 聖マリアンナ医科大学(以下、聖マリアンナ医科大学)が医科大学や大学付属病院、研究機関などに在籍する教職員約4800人を対象とする人事給与業務基盤を刷新した。クレオマーケティングが8月26日、自社の大学機関向け人事給与システム「ZeeM 人事給与 学校法人版」を導入していると発表した。

 多くの大学・医療機関が少子高齢化などの社会構造の変化に伴い、人材育成の強化が求められている。クレオマーケティングによると、聖マリアンナ医科大学も同様に、経営の効率化と人材戦略に課題を抱えていたという。特に人事部門では給与業務の効率化とともに教員・病院職員などの人材育成と人員管理コストのバランスを重視。また、従来の人事給与システムではハードウェア/ソフトウェアの老朽化が進みシステムの保守性が悪化し、本部に業務が集中して附属病院などとの業務負荷の不均等が課題になっていたと説明する。

 そこで、聖マリアンナ医科大学は2011年10月に「ZeeM 人事給与 学校法人版」を導入。その結果、人事部員約30人が同システムを活用し、附属病院など複数拠点での業務分散や複数オペレータ体制による計画的な業務時間の分散など、人事給与業務の効率化と平準化を実現できたという。また、法令改正・制度変更への確実な対応体制を確立し、人事給与システムの任意検索機能によって人材データを活用するなどの効果を上げていると説明する。

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