「Windows Server 2003」の移行あるある “3つの悩み”をすっきり解決するには悩めるIT担当者に贈る

「Windows Server 2003」の移行で頭を悩ませているIT担当者は多いのではないだろうか。特に「残存サーバの対応」「クラウドの利用」「移行コストの削減」の3つは、よくある悩みのポイントだ。その課題と解決策を紹介する。

2015年02月17日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 「Windows Server 2003」の延長サポートが2015年7月15日に終了する。サポート終了に当たり、新たな脆弱性が見つかったとしても修正パッチの提供がなくなる。そうすれば、同OSが稼働するシステムは極めて危険な状態にさらされることになる。ハードウェアの老朽化も頭の痛い問題だ。システムの不具合や故障によって、重要な業務の停止や大切な情報の紛失のリスクが高まるからだ。

 とはいえ、サーバ環境の移行はそれほどスムーズに進むものではない。既存環境の把握から移行先の検討、移行計画の立案、移行の実施に至るまでやるべきことは多岐にわたる。何から手を付けてよいか分からない、どうしても移行できないサーバが残っているという企業もあるだろう。

 これを機に、将来のビジネス環境の変化に合わせて新しいアプリケーションや機能を導入したり、クラウドや仮想化といった最新の技術を有効活用したいと考える企業は少なくない。それを実現するためにも、新しいOSと新しいインフラへの移行が必須となっている。ただし、移行に掛かるコストはできるだけ抑えたいと考えるのは当然だろう。予算の確保や経営層からの理解を得やすくするためにも重要である。

 本稿では、こうした観点から、Windows Server 2003の移行先としてクラウドサービスに着目し、「ファイルサーバ、ドメインサーバの移行」「安全なクラウドの利用」「移行コストの削減」といった“3つのよくある悩み”とその解決策を紹介する。


提供:ソネット株式会社
アイティメディア営業企画/制作:TechTargetジャパン編集部