VDIもDaaSも諦めた「中小情シス」が今読むべき、最新DaaS事情「全て自社管理」で奮闘中の中堅企業に贈る

VDIは高価だしDaaSは機能が「しょぼい」から使えない、というのが多くの情シスの「常識」だった。だが技術革新が進んだ今となっては、その知識はもう古いかもしれない。

2018年08月06日 10時00分 公開
[ITmedia]

 働き方改革ニーズに対応しつつコンプライアンスやセキュリティ対策にも目を配るために、シンクライアントやVDI(仮想デスクトップインフラ)を導入する企業が増えてきた。だが、これらの対策は、高額な費用がかかる上に運用の手間もかかる。潤沢な情報システム人材を抱える企業でなければなかなか導入に踏み切れないのが現実だろう。

 とはいえ、「一人情シス」が孤軍奮闘するような中堅企業であっても、これからは柔軟な労働環境を提供できなければ良質な人材を確保できない時代になる。

 そこで、少ないコスト負担で導入できるDaaS(Desktop as a Service)が注目を集めるが、いざ検討してみると制約が多く、画一的なサービス故に、既存業務アプリとの連携など、部門のニーズに対応できないこともある。

 あるシステムコンサルタントは「場合によっては課題解決のために一般的なDaaSではないアプローチを提案することもある」と明言する。DaaS専業ベンダーではないコンサルタントが独自に提供する最適解と、その実現方法、アイデアを取材した。


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