2006年03月22日 09時19分 UPDATE
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Case Study巨大カジノの大量バックアップを救った仮想化技術

ホテル予約システムやスロットマシン監視システムがフル稼働する巨大娯楽施設フォックスウッズでは、毎晩2.5Tバイトものデータをバックアップしている。チーフエンジニアのグリロ氏は、バックアップ/リストア時間の短縮とメディアとドライブの障害回避に乗り出した。

[TechTarget]

 コネティカット州にある総合娯楽施設フォックスウッズ・リゾートカジノでは、顧客が楽しんでいる間、ホテル予約システム、財務管理システム、スロットマシン監視システムなどがフル稼働している。中でも、フォックスウッズ自慢の最新鋭システムが、プレイヤーとその格付けを管理するためのカジノ管理アプリケーションである。

 同カジノのMIS(経営情報システム)エンタープライズシステム部門のチーフエンジニアを務めるグリロ氏は、「最も不安だったのは、バックアップ環境で使っている複数のメディアに障害が起きないかということだった」と話す。

 グリロ氏が掲げた課題は、バックアップ/リストア時間を短縮すること、メディアとドライブの障害をなくすこと、そして同カジノの2台のテープライブラリと10台のテープドライブのハードウェアメンテナンスコストを削減することであった。また、ディザスタリカバリサイトを構築する必要もあった。

 グリロ氏は当初、ディスクシステムを採用する方針だったが、コストが掛かりすぎることが分かったという。同氏が次に検討したのは、EMC、ストレージテックおよびセパトンの仮想テープライブラリである……。

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