コールセンター向けASPサービス「iReqCC」を提供開始
NECフィールディングは7月4日、低コストで短期間にコールセンターを開設できるASPサービス「iReqCC」を商品化し、同日より販売活動を開始したと発表した。本サービスは、着信した電話を自動的に最適な担当者に分配するなどの、コールセンターに必要なCTI機能をIPネットワーク経由で提供するサービス。利用者はIPネットワークに接続したPCとヘッドセットといった最小限の設備を用意するだけで、本格的なコールセンターを低コストで短期間に開設できるという。また、音声応答サービスや通話録音サービスをオプションサービスとして提供しているので、導入企業は必要なサービスを選択して自社に最適なコールセンターの構築が可能になるとしている。
本サービスは、コールセンター向けASPシステム構築用ソフトウェアとして世界20カ国で4万席以上の実績を持つ、米コスモコム社のフルIPマルチテナントプラットフォーム「CosmoCall Universe」を利用して、システムを構築。PBXなどのCTI設備やサーバといった装置を用意することなく、必要な期間や席数を指定して利用できる料金体系を採用しているため、導入企業は無駄な設備投資をせずにコールセンターを設置できることが大きな特徴となっている。NECフィールディングは、コールセンターに必要な機能をASPサービスとして提供することで、コールセンター構築の大きな課題であった、多額のコストと長期の導入期間を一挙に解決するとしている。提供価格は、初期費用が10万5000円(税別)から、月額基本利用料が3万5000円(税別)からとなっている。
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