独自のログ生成技術により、従来のイベントログ方式では不可能だった正確なサーバコンソール操作情報の記録を可能にする「IVEX Meta Logger for Server」を発売した。
ネットワールドとアイベクスは3月26日、Windows Server向けログソフト「IVEX Meta Logger for Server」(以下、IML for Server)の販売を開始した。標準のイベントログでは記録できないアプリケーション操作や外部記憶メディアへのファイルコピーといった不正な操作をリアルタイムに記録することができる。
IML for Serverはアイベクスが開発した製品で、操作情報を記録したいサーバへインストールするエージェントソフトとログを保存するログデータベースで構成されている。
ログ方式にはアイベクス独自の「メタログ方式」を採用。メタログはマイクロソフトのActive Directoryに完全準拠したログ方式で、ログ情報の主体を端末ではなくOSログインユーザーとすることで、1台の端末を複数ユーザーが同時使用できるサーバOS上でのユーザー操作の追跡を可能にしている。
また、複数サーバの操作ログを1カ所で集中管理でき、操作情報の改ざんができないようになっている。さらに、OS標準機能では取得できない外部記憶装置への操作情報も記録することができ、USBメモリや同一ネットワーク内のPC、ストレージへのデータコピー履歴を追跡可能だ。
なお、本製品はアイベクスのWebサイトおよび販売代理店であるネットワールドを通じて販売される。価格はオープン価格。
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