NECが南アフリカの国民IDシステムを更新、最大規模の指紋認証基盤構築へNEWS

世界最大級となる5000万人規模の登録が可能な指紋認証による国民IDシステムを構築。2008年6月の稼働を予定している。

2008年05月21日 20時09分 公開
[TechTargetジャパン]

 NECは5月20日、南アフリカ共和国の国民IDシステムのシステム強化案件を受注したことを発表した。

 南アフリカ共和国では、政府が16歳以上の国民を対象に個人認証手段に指紋を採用したIDブックレット(手帳)を発行し、選挙登録、年金需給管理といった公共サービスをはじめとするさまざまな場面での本人確認用途に使用している。そのベースとなる技術にNECの指紋照合システムが利用されている。

 現行システムは、2002年に4500万人分のデータ登録が可能な世界最大級の指紋認証による国民IDシステムとして稼働を開始。本システムの稼働により、本人確認のための作業時間が大幅に短縮するとともに、社会保障給付金の二重取得、身元詐称や個人情報盗難などが防止されたとしている。

 今回のシステム強化では、登録可能数を5000万人規模に増強。NECの最新ハードウェア/ソフトウェアに更新することにより、システムの処理性能や業務継続性を向上する。また、NECでは将来的にはIDブックレットに代わる認証手段としてICカード導入を検討しているが、今回の新システムはそのベースになると見込んでいる。新システムは2008年6月からの稼働を予定している。

関連ホワイトペーパー

認証 | 指紋認証 | バイオメトリクス認証


ITmedia マーケティング新着記事

news050.jpg

ウェルビーイング調査 今後最も力を入れたい分野は「身体」、優先度が低いのは?
ASAKO サステナラボは、独自の「60のウェルビーイング指標」により生活者の充足度を数値...

news068.png

10代の7割超がショート動画を「ほぼ毎日見ている」――LINEリサーチ調査
LINEリサーチは全国の男女を対象に、ショート動画に関する調査を実施しました。

news158.png

自社の変化に対して行動する従業員はわずか2割 なぜそうなる?――電通調査
自社の変化に対する従業員の意識について確認するための調査結果です。