フォレンジックソフトをプリインストールしたHPのワークステーションを低価格で提供、民間企業におけるデジタル犯罪行為の未然防止に役立てる。
日本ヒューレット・パッカードとUBICは7月30日、デジタルフォレンジック(デジタルデータの証拠保全や調査/分析)分野での協業を発表した。UBICのフォレンジックソフトウェア「AccessData Forensic ToolKit 2.0」とHPの高性能ワークステーションを統合したパッケージ「フォレンジックワークステーションモデル」2種を同日より提供開始する。
パッケージはワークステーション、フォレンジックソフト、モバイル用途のスーツケースなどで構成。大量の証拠データを高速処理できる高性能ワークステーションを採用することにより、汎用PCのハイエンドモデルでは実現できなかった高速で安定的なデジタル犯罪捜査における調査・解析が可能になった。両社は、警察や官公庁で導入実績のあるフォレンジックソフトや専用ハードをパッケージして低価格で提供し、自社内にPCからの情報漏えい事件などデジタル犯罪調査機能を置きたい民間企業のニーズに応える。
価格は、インテル Core2 Duo T9300/T8100プロセッサを搭載したモバイルワークステーションを用いた現地調査向け「モバイルフォレンジックキット」が250万円から、HP xw6600 WorkstationまたはHP xw4600 Workstationを用いた「ワークステーションパッケージ」が115万円程度から。UBICが販売窓口となり、フォレンジック用ファシリティ構築コンサルティングも行う。
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