オムロンがUPS用ネットワークカードと自動シャットダウンソフトウェアの機能強化を行うと発表。対象機器の拡充、使い勝手の向上などで他社のUPSソリューションとの差別化を図る。
オムロンは12月12日、同社製UPS(無停電電源装置)用のSNMP/Webカード「SC20G」および自動シャットダウンソフトウェア「PowerAct Pro」のバージョンアップを行うと発表した。
SC20Gは、同社製UPSの拡張カード。10/100BASE-TXポートを備え、LANと接続することによりUPSをネットワーク経由で制御・管理できるようにする。SNMPによるネットワーク管理に対応するほか、Web/Telnetによる制御も可能。また、PowerAct Proを使用することにより、停電などの電源異常発生時にネットワーク経由でPCサーバを自動的にシャットダウンすることができる。
同社は2009年9月までの間に、これら2製品のバージョンアップを順次行っていく。Windows Mobile搭載端末とiPhoneへの対応、異常時のメールアラート機能の追加などで管理機能の強化を図る。また、SNMPv3対応によるセキュリティ強化、複数の自動シャットダウンソフトウェアの統合による使い勝手向上、対象機器OSの種類の拡充なども行い、機能強化とユーザビリティ向上により競合製品との差別化を図る。
また製品バージョンアップに合わせ、同社では2008年12月15日から2009年3月31日にかけて、UPS本体とSNMP/Webカードのセットを数量限定で割引価格にて提供する販売キャンペーンを実施する。
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