ソフトウェアベンダーの動向は企業のIFRS対応にも影響を与える。当連載では主要ベンダーに話を聞く。第1弾は連結会計システム「DivaSystem」を開発・販売するディーバ。
ディーバは2009年8月12日、企業のIFRS対応を見越して今後の製品ロードマップを発表した。2009年には現行の会計基準変更に対応したDivaSystemの「コンバージェンス版」を発表。その後、2010年には日本基準とIFRSの両基準の連結財務諸表作成を並行して行うことができる「トライアル版」、そして2011年にはIFRSでの会計処理に本格対応する「アドプション版」を提供する予定だ。
コンバージェンス版と位置付けるDivaSystem 9.3は8月27日に発表。11月末に出荷開始する予定だ。2010年4月以降に開始される事業年度で対応が必要になる「セグメント情報等の開示に関する会計基準」に対応し、「マネジメント・アプローチ」に基づく情報開示を可能にすることが主な特長だ(発表記事)。
ディーバ 代表取締役社長の森川徹治氏に今後の取り組みを聞いた。
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