日立ソフトは社内データを暗号化して社外に持ち出せるソフト「秘文 LE Personal Office」を2月26日から発売する。
日立ソフトは1月12日、社内データを暗号化して社外に持ち出せるソフト「秘文 LE Personal Office」を2月26日から発売すると発表した。
秘文 LE Personal Officeは、社内のデータを自宅や出張先といった社外のPCでセキュアに参照・編集するためのセキュリティ対策ソフト。専用USBメモリに保存したデータは自動的に暗号化され、社外のPCで参照・編集する際にはパスワード認証が必要だ。
この専用USBメモリを(社外の)PCに差し込めば、保存した文書データをMicrosoft Officeや一太郎といった、アプリケーションで直接参照・編集することが可能。編集したデータは専用USBメモリにのみ保存でき、社外のHDDやメモリに保存することはできない。専用USBメモリの容量は1Gバイト、2Gバイト、4Gバイトから選べる。価格はオープン。
項目 | スペック |
---|---|
OS | Microsoft Windows XP Home Edition(SP2、3) Microsoft Windows XP Professional(SP2、3) Microsoft Windows Vista Business(SP1、2) Microsoft Windows Vista Enterprise(SP1、2) Microsoft Windows Vista Home Basic(SP1、2) Microsoft Windows Vista Home Premium(SP1、2) Microsoft Windows Vista Ultimate(SP1、2) |
CPU | Intel PentiumIII 500MHz相当以上 Intel Core Duo 1.66GHz相当以上(Microsoft Windows Vistaの場合) |
メモリ | 256Mバイト以上(512Mバイト以上推奨) 1Gバイト以上(2Gバイト以上推奨)(Microsoft Windows Vistaの場合) |
HDD | 30Mバイト以上の空き容量 |
秘文シリーズは、情報の持ち出しの制御、持ち出しログの取得、情報の暗号化などオフィスIT環境の具体的なセキュリティ対策を行う「秘文 AE シリーズ」、社員のセキュリティ対策実施状況の把握、不正ユーザーのネットワーク接続遮断などセキュリティ対策状況の監視と管理を行う「秘文 ME シリーズ」、PC1台からのセキュリティ対策をするピンポイントのセキュリティ対策「秘文 LE シリーズ」の3シリーズからなる。秘文 AE シリーズと秘文 ME シリーズは、高セキュリティを強固に実現したい大企業向け製品であるのに対し、今回発表した秘文 LE シリーズは、セキュリティ機能を単体で導入したいという中小企業向けの製品。
なお、日立ソフトは1月29日から、秘文 AE シリーズの新製品として、サーバからのデータの不正な持ち出しを制限する「秘文 AE ServerDefender」を発売する予定だ。
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