キヤノンITソリューションズ、ユーザーの声から生まれたメール誤送信対策システムNEWS

キヤノンITソリューションズは、電子メールの誤送信対策に特化した新システム「GUARDIAN CorrectMail」を発表。50ユーザー版17万5000円からで、1月26日より販売を開始する。

2010年01月19日 09時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 キヤノンITソリューションズは1月18日、電子メールの誤送信対策システムの新製品「GUARDIAN CorrectMail(ガーディアン コレクトメール)」を発表した。1月26日より販売を開始する。

 GUARDIAN CorrectMailは、企業内で問題視されている電子メールの誤送信を、送信者本人や上長による確認、Ccに同報されている社内第三者の気付きによって事前に防止するというもの。同社が提供するメールフィルタリングシステム「GUARDIANWALL」のユーザーの声を基に、中小企業でも手軽に導入・運用できる製品として開発された。

 同社によると、電子メールの誤送信対策には、送信前にできるだけ“気付く”範囲を広げることが重要だという。GUARDIAN CorrectMailには、主に下記の3機能が搭載されている。

  1. 送信した電子メールを一定時間保留(配送遅延)して送信者自身がメールを確認/削除できる「自己査閲」機能
  2. 社内で取り決めたルールに合致するメールを自動で保留し、上長が確認/削除/送信できる「上長査閲」機能
  3. 複数名にメールを送信する際に社内の同報者と社外の受信者への送信時間をずらすことで、外部に配送される前にミスを確認/発見できる「分割評価」機能

画像 「分割評価」機能の使用例

 また、ユーザー自身の負担を軽減するとして、操作性の良い管理画面や、各自のチェック対象を「添付ファイル付の電子メールのみ」「社外宛の電子メールのみ」などに限定したシステム設計となっている。

 導入費用は、50ユーザー版で17万5000円。別途、年間保守料として2万6250円が必要(いずれも税別)。250ユーザー版までは価格が設定されており、251ユーザー以上で利用する場合は、別途見積もりとなる。

 なお、同社では現在、GUARDIAN CorrectMailの販売開始に伴う1年間のモニターキャンペーンを実施している。対象は先着10社とする。

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