IFRS適用ではERPパッケージなどITシステムに求められる機能要件が従来とは異なってくる。新連載ではこれからERPパッケージを改修する、リプレースする場合に考えるべきポイントを示す。
これから数年のERPパッケージの市場はIFRS(国際財務報告基準、国際会計基準)を中心に進むと考えられる。国産、外資ともIFRS適応を見越した機能やソリューションを用意するだろう。
ユーザー企業にとってはIFRS導入に当たってシステム化を考えるのは当然であるが、システム化はまだ先とも考えられる。ユーザー企業の中には、十分時間があるという認識とJ-SOX(財務報告に係る内部統制 報告制度)の整備時には後から手掛けた方が、負荷が少なかったという認識がある。
しかしながら、IFRS導入に際し、今の時期に手掛けるべき事項は少なくない。新連載の第1回では、IFRS対応ERPを選ぶ際に考慮したい基本的な要件、そしてIFRS適用のシステム対応の前に考えたいことを説明しよう。
IFRSのシステム対応を考える際には、幾つかの基本的事項を考慮する必要がある。ここではそれを
に分けて考えてみよう。
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