9月以降、SSLサーバ証明書を利用する企業は、無償でVeriSign Trust Sealの機能を利用できる。有効期間は短期から最長5年まで、より柔軟に選択可能となった。
日本ベリサインは8月9日、SSLサーバ証明書の機能強化を発表した。SSLサーバ証明書にVeriSign Trust Sealの機能を無償バンドル。同社のSSLサーバ証明書を利用(もしくは新規申し込み)するユーザー企業は、設定画面「ベリサインストアフロント」で該当項目にチェックを入れることで、VeriSign Trust Seal機能を利用可能となる。
同社はこれまでも、大規模(複数のSSL証明書を利用する)Webサイト向けに、無償でVeriSign Trust Seal機能を適応してきた。今回の機能強化で、同社のSSL証明書を利用する全てのWebサイトが対象となる(※編注)。
未定となっていた機能強化の適応開始日が決定いたしました。
【適応開始日】
2012年1月下旬(当初予定:2011年9月上旬)
追加するVeriSign Trust Seal機能は、マルウェアの検知・リポートが可能な「マルウェアスキャン」と、Web検索結果にサイトの安全性を証明するベリサインのマークを表示する「シールインサーチ」の2点。シールインサーチはサイト訪問者に安全性をアピールする機能であり、シマンテックの「ノートン インターネット セキュリティ2011」「ノートン 360 バージョン 5.0」、AVGのウイルス対策ソフト、ソースネクストの「ウイルスセキュリティ」をインストール済みのクライアントでWeb検索をした場合に機能する(対象ブラウザ:Internet Explorer/Firefox/Lunascape、検索サイト:Google/Yahoo! Japan/Bing/BIGLOBEサーチ)。
同社は1996年の設立以降、SSLサーバ証明書やEV SSL証明書などの認証技術を提供してきた。今回、SSL証明書にVeriSign Trust Sealという付加価値を追加したことで、「Webサイト運営企業には自社サイトの信頼性向上を、サイトを訪問するユーザーにはより高い安心感を提供できる」(同社)としている。
同日にはまた、SSL証明書の有効期間についても拡充を発表。キャンペーンサイト向けの短期から、3、4、5年単位の長期まで柔軟に選択可能とした。
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