Wabサイトの安全性を証明するベリサインシールが、gooの検索画面上で表示されるようになった。マルウェア感染していないWebサイトが一目で分かる。
日本ベリサインとNTTレゾナントは1月13日、NTTレゾナントが運営するポータルサイト「goo」のWeb検索結果に、ベリサインが提供する「ベリサインシール」を表示する仕組みを搭載したと発表した。ベリサインシールを利用しているWebサイトはgooのWeb検索結果でサイトの安全性が証明され、ユーザーはマルウェアなどに感染していない安全なサイトを一目で把握できる。
ベリサインシールは、ベリサインのSSLサーバ証明書によってサイト運営者の実在性が認証されたWebサイトに張り付けられる「ベリサインセキュアドシール」と、企業の実在性確認とマルウェアスキャンなどの機能を備える製品「VeriSign Trust Seal」を合わせた総称である。
ベリサインが調査会社マクロミルに依頼した調査(2010年12月実施)では、対象者の5人に4人が検索結果にベリサインシールが表示されているWebサイトのリンクを、同シールが表示されていないWebサイトのリンクよりもクリックしたいと回答するなど、高い信頼性を得ているという。また、VISマーケティングによるアイトラッキング(Webサイト閲覧者の眼球の動きを測定する)調査では、検索画面にベリサインシールが非表示の場合と表示された場合とでは、後者の方が該当のリンクへの興味(滞留時間など視覚的な動き)が顕著に表れていた。
ベリサインでは、Gumblar攻撃など昨今のWebサイト改ざん被害状況を受け、検索画面でサイトの安全性を証明する仕組み作りを普及させることで、ユーザーが安心してWebサイトにアクセスできる環境を提供していきたいとしている。またベリサインシール自体のパフォーマンスも、表示までの時間を78%短縮するなど、サイト運営者への利点を向上させている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
クラウド利用が当たり前となった今日、セキュリティ対策もまたクラウド環境に適したものでなくてはならない。とはいえ、大量のデータポイントが生成されるクラウド領域にあって、その全てのポイントを網羅するのは並大抵のことではない。
ビジネスでのAPI利用が進むにつれ、そのAPIを標的としたサイバー攻撃も増加している。それらに対抗するためには、「シャドーAPI」や「ゾンビAPI」を洗い出し、セキュリティ対策を徹底する必要がある。その正しい進め方を解説する。
ある調査で企業の61%がセキュリティ優先事項のトップ3に挙げるほど、重要度が高まっているアイデンティティー管理・保護。その中で昨今注目されているのが「IGA」というアプローチだ。そのメリットや、導入方法を解説する。
DX推進によってさまざまなビジネスシーンでデジタル化が加速しているが、そこで悩みの種となるのがセキュリティの担保だ。リソースやコストの制限も考慮しながら、DXとセキュリティを両輪で進めるには何が必要になるのか。
サイバー攻撃が巧妙化し、セキュリティチームとSOCは常に厳戒態勢を取り続けている。さらにデジタルフットプリントの拡大に伴い、セキュリティデータが絶え間なく往来する事態が生じている。このような状況に対応するには、SOARが有効だ。
数分でデータを人質に 進化するランサムウェアに有効な「第2世代EDR」とは (2025/3/4)
クラウドサービスの脆弱性をどう解消する? 安全な開発環境を構築するヒント (2025/3/4)
「複雑、高額、難しい」を変える中堅・中小向けSASEのメリットを解説 (2025/2/10)
「Box」に移行してもなくならない「お守り仕事」を根本から効率化するには? (2025/1/23)
これからのセキュリティ対策に必要な「防御側の優位性」、AIはどう実現する? (2025/1/22)
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...