標的型攻撃やうっかりミスの発生を防ぐのは不可能だ。目を向けるべきは、これらの発生を前提とした情報漏えい対策である。現状の情報漏えい対策の課題と、その解決策として注目を集める「出口対策」「暗号化」の最新像を示す。
TechTargetジャパンでは2012年2月、情報漏えい対策に関する読者アンケート調査を実施した。そこで明らかとなった以下3点の課題に対し、ソリューションベンダーからの提案をお届けする。
現在抱えている課題
課題1:ノートPCやスマートフォン、USBメモリなどの盗難・紛失に備えたい
課題2:誤送信をはじめとするメール経由の情報流出を食い止めたい
課題3:従業員の故意や過失による社内情報の持ち出しを防ぎたい
年間30万円以上の有償サービスと同等の診断を無料提供
サイバー攻撃のリスクを軽減する第一歩となるのがWebサイトの脆弱性対策である。そこで鍵となるのは、脆弱性診断とログ分析の組み合わせによる“多段構成”の対策だ。
セキュリティ機能付きUSBメモリ「DEFENDER F200+BIOシリーズ」
USBメモリ経由の情報漏えい事故は何としても防ぎたい。しかし業務効率を考えると、利用を制限するのも難しい。そんなジレンマを解消するのが、高度なセキュリティ対策を自律的に実行するUSBメモリだ。
簡単導入&運用負荷軽減 〜IronPort Web Security Appliance(Sシリーズ)
危険なサイトへの接続を制御するWebプロキシとしての機能はもちろん、内部から外部への不正な通信を遮断する出口対策機能も実装され、1台で包括的な多層防御を実現する。
情報漏えい対策(出口対策・暗号化)に関する読者調査リポート
外部メディアの利用制限や暗号化が高い導入率、メール誤送信など従業員の不注意を強く懸念――。2012年2月に実施した読者調査からは、情報漏えい対策の実態が見えてくる。
情報漏えいを防ぐ「最後の砦」
サイバー攻撃を受けた際の情報漏えいを防ぐ“最後の砦”となるのが「暗号化製品」である。その導入のメリットや注意点、最新トレンドをまとめた。
ノートPC盗難・紛失時の情報漏えいに効果
ノートPCの盗難・紛失時の情報漏えい対策に最適な「HDD暗号化」製品。本稿は、HDD暗号化製品の導入効果や仕組み、機能強化のトレンドを解説する。
導入方法や周辺機能、対応OSなどに注目
ノートPCの盗難・紛失時の情報漏えい対策に最適な「HDD暗号化」製品。本稿は、HDD暗号化製品の選定ポイントや導入・運用時の注意点を解説する。