頼れる人が少ない、あるいはいない“ひとり情シス”にとって、パートナーとなる販社/SIerは日々の負荷を左右する重要な存在だ。頼れる販社/SIerを探すにはどうすればいいのだろうか? 簡単・確実な選び方を紹介する。
前回はひとり情シスの現状を俯瞰した。第2回以降は前回触れた、以下の3つの課題を順番に詳しく見ていくことにする。
今回のテーマは「課題1:販社/SIerとうまくコミュニケーションを取ることができず、自社が必要としているソリューションを提案してもらえない」である。ひとり情シスは社内システムの運用管理だけでなく、ITソリューションを提供する販社/SIerとの窓口もこなさなければならない。逆に、そこで販社/SIerという社外の力をうまく活用できれば、負担を大きく軽減することも可能となる。
そこで今回は「ユーザー企業は販社/SIerをどう評価しているか?」を尋ねた調査結果を基に、「提案段階」「見積もり段階」「保守/サポート段階」の各場面において、販社/SIerと賢く付き合うコツを探っていくことにする。
以下のグラフは従業員数50人未満と、従業員数50人以上500人未満の企業に対し、ITソリューションの提案を受ける段階で「販社/SIerに対して満足している」または「不満に感じている事柄」を尋ねた結果のうち、従業員数によって差の大きい項目をプロットしたものである。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
「TikTok禁止」は結局、誰得? どうするトランプ氏――2025年のSNS大予測(TikTok編)
米国での存続を巡る議論が続く一方で、アプリ内ショッピングやAI機能の拡大など、TikTok...
ネットの口コミを参考に8割超が商品を購入 最も参考にした口コミの掲載先は?
ホットリンクは、口コミ投稿の経験や購買への影響を調査した結果を発表した。
「生成AIの普及でSEOはオワコン」説は本当か?
生成AIの普及によりSEOが「オワコン」化するという言説を頻繁に耳にするようになりました...