NVMeは、AIC、M.2、U.2などのフォームファクタで展開されている。これらをどのように使い分ければいいのか。同時に使えるのか。そして注目すべきNVMe関連サプライヤーとは?
「NVMe」(Non-Volatile Memory Express)は、PCIeをベースとする標準的なプロトコルだ。このプロトコルを採用することにより、ドライブ接続のパフォーマンスが格段に向上するので、SSD本来の性能をフルに生かせる。
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NVMeは、「AIC」(Add-In Card)、「M.2」「U.2」などのPCIeフォームファクタで展開されている。
NVMeの高速アクセス手法は本来、ストレージネットワークやファブリックの種別に関係なく使えることを目指して開発された。ただ当面は、NVMeデバイスの用途は恐らくほとんど、サーバやストレージアレイで使用していたSATA/SASドライブのリプレースだろう。
本誌Computer Weeklyのストレージ担当エディターであるアントニー・アズヘッドは、NVMeデバイスの選択肢について、独立系ITコンサルタント企業Server StorageIO and UnlimitedIOの創業者兼シニアコンサルティングアナリスト、グレッグ・シュルツ氏にインタビューした。
シュルツ氏:単純な理由だ。組織で運用しているサーバやストレージにはPCIeスロットがあると推察するが、U.2スロットの方が空きが多いだろう。U.2対応ドライブはIntelやMicronなど、多数のベンダーが発売している。また、U.2対応サーバは、Dell、Intel、Lenovoなど、こちらも多くのメーカーが扱っている。
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