エンドポイントで動くサンドボックス【後編】
ランサムウェア対策に使える「Activity Monitor」の2つのモードは何が違う?
セキュリティベンダーのWith Secureが開発した「Activity Monitor」は2つのモードを使い分けることができる。同社によれば、ロールバック機能はランサムウェア対策以外にも応用できる見込みがある。
セキュリティベンダーのWithSecureが開発したセキュリティ機能「Activity Monitor」は、システムとデータのバックアップを作成し、セッション(接続の単位)を監視しながらプログラムを実行できるようにする。有害な可能性のある変更があった場合は、プログラムを実行する前の状態に戻すことができる。同機能はエンドユーザーや管理者が利用しやすいように2つのモードを備えている。
メリットに応じてロールバック機能を使い分け
併せて読みたいお薦め記事
連載:エンドポイントで動くサンドボックス
ランサムウェアの最新対策
Activity Monitorには、「レポート」と「ノーマル」の2つのモードがある。レポートモードは、ランサムウェアが実行されると管理者に通知するが、システムやデータを元の状態に戻すロールバック機能を自動的には実行しない。これは、システムに対する正当な変更が誤ってロールバックされるのを防ぐための措置だ。
ノーマルモードは、暗号化されたデータを自動的に元に戻し、管理者に2つの通知を届ける。1つはランサムウェアの実行があったこと、もう一つはシステムが以前の状態に正常に復元されたことを示す通知だ。
Activity Monitorのロールバック機能は、ランサムウェアの感染防止だけでなく、広くセキュリティ対策に応用可能だという。「この機能を新しいアプリケーションや仕組みに応用することで、ユーザー企業にとってより優れた、より効率的な防御方法が可能になることを期待している」。WithSecureのインテリジェンス部門のバイスプレジデントであるパオロ・パルンボ氏はそう述べる。
Computer Weekly発 世界に学ぶIT導入・活用術
米国TechTargetが運営する英国Computer Weeklyの豊富な記事の中から、海外企業のIT製品導入事例や業種別のIT活用トレンドを厳選してお届けします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Computer Weekly発 世界に学ぶIT導入・活用術
この記事の著者
関連記事
新着ホワイトペーパー PR
-
製品資料
[NTTPCコミュニケーションズ株式会社] 「回線速度不足」だけが原因ではない? Web会議の遅延を解決する方法とは -
製品資料
[東京エレクトロン デバイス株式会社] 工場の可用性向上に重要な「7つの領域」と対策 OTセキュリティ強化の基礎知識 -
製品資料
[リコージャパン株式会社] 問い合わせ対応で本来の業務が進まない、総務や情シスの負担をどう減らす? -
製品資料
[リコージャパン株式会社] 自社データから高精度な回答を生成、簡単に生成AIチャットボットを構築する方法 -
技術文書・技術解説
[アトラシアン株式会社] IT運用や従業員サポートは生成AIでどう変わる? 使い方や導入の流れは?
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
全社標準Copilotに絶望? MS Copilotで問い合わせ6割減できた企業は何が違った
-
2
「Copilot」はなぜ放置される? “議事録要約止まり”を脱する処方箋
-
3
「AI活用を前提とした業務PCへの移行」に関するアンケート
-
4
「データストレージの活用方法」に関するアンケート
-
5
身代金支払いは逆効果 情シスのためのランサムウェア対策ガイド2026
-
6
多要素認証導入済みでもランサムウェア被害に 復旧費用は平均2億7000万円
-
7
DXを阻む「動くだけ」のレガシーシステムに決別するための生成AI活用術
-
8
脱VMwareの前提が崩れる BroadcomのVDDK公開停止で確認すべき点
-
9
「ITインフラとデータ保護・バックアップ対策」に関するアンケート
-
10
自社を守る「SCS評価制度」活用法 7割の企業が取引先起点の情報漏えいに直面
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
5回聞くだけじゃ足りない? トヨタ式「なぜなぜ分析」の正しい実践方法
-
2
JR西日本ITソリューションズが「監視業務の属人化」を解消した方法とは?
-
3
生成AIで文書活用を進めるには? 効率化と安全性をどう両立する
-
4
Windows PCとMacの選択制で生産性向上 LINEヤフーが実践する運用管理方法とは
-
5
インシデント対応工数を約3割削減、東京ガスの事例に学ぶ監視体制刷新のコツ
-
6
国税庁の次世代基幹システム「KSK2」稼働開始に向けて、対応すべき変更点とは?
-
7
「スクラム」と「カンバン」の違いとは? アジャイル型開発手法を徹底比較
-
8
AI時代に成功するための「ナレッジマネジメント」ベストプラクティス
-
9
「オンプレミス回帰」せざるを得ない“合理的な理由”
-
10
Microsoft 365を安全に運用 うっかりミスやサイバー攻撃に備えるデータ保護術
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー