2025年3月、Googleは新LLM「Gemini 2.5 Pro」の試験運用版を発表した。どのように業務に活用できるのか。Googleの各種サービスとの連携と併せて、その可能性を探る。
大規模言語モデル(LLM)の開発競争は激化しており、AI(人工知能)ベンダー各社が新モデルを次々と発表している。2025年3月、GoogleはLLM「Gemini 2.5 Pro」の試験運用版を発表。同モデルは複数の主要なAIベンチマークで上位にランクインし、LLM分野における同社の存在感を強く印象付けた。
本稿は、Gemini 2.5 Proの具体的な用途や、今後期待されるGoogleが提供する各種サービスとの連携と併せて、その可能性を探る。
Gemini 2.5 Proは以下のようなタスクに対応可能だ。
以下のようなGoogleの各種サービスとGemini 2.5 Proの連携が実現および計画されており、今後の利用シーン拡大が期待される。
2025年3月時点で、Gemini 2.5 Proと検索エンジン「Google検索」やオフィススイート「Google Workspace」など他サービスとの直接的な連携は発表されていない。今後統合が進むことで、利便性の向上が期待されている。
例えば、Gemini 2.5 ProとGoogle検索が連携すれば、同モデルの高度な推論能力により、より複雑なクエリにも文脈を踏まえた的確な回答が可能になる。文書作成ツール「Googleドキュメント」との連携により、文章作成支援のさらなる高度化も期待される。
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