マルウェアがファイルシステムやレジストリ、ネットワークに、どのような作用を及ぼすかを観察するには、VMwareのような仮想化ソフトウェアでラボ環境を作るのが手軽だ。
マルウェア解析の専門家でなくても、自分のマシンに侵入しようとしてきた未知の悪意ある実行可能コードについて、正体を突き止めてやろうと思うことがあるかもしれない。挙動解析により、その代物がファイルシステムやレジストリやネットワークに、どのような作用を及ぼすかを観察することから調査を始めると、すぐに有益な成果が得られる。VMwareのような仮想化ソフトウェアは、このプロセスに実に役立つ。
VMwareを使えば、1台の物理システム上で同時に複数のコンピュータを稼働させ、マルウェアの挙動をシミュレートできる。マルウェアの挙動解析のためのこのアプローチには、複数の別個の物理インフラ要素を使ってラボ環境を作る方法と比べて、幾つかのメリットがある。
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