日立ソフト、在宅ワーカー向けシンクライアントサービスを月額1890円で提供NEWS

USBキー1本で自宅PCをシンクライアント化する「在宅勤務向けシンクライアントソリューション」の提供を開始。VPNを介した画面転送方式のため、社内データの外部流出を防ぐことができる。

2008年07月24日 18時20分 公開
[TechTargetジャパン]

 日立ソフトウェアエンジニアリング(以下、日立ソフト)は7月24日、自宅PCをシンクライアント化し、社内システムへアクセスできる「在宅勤務向けシンクライアントソリューション」の提供を開始した。本サービスでは社内のネットワーク接続環境を変更することなく、申し込みから3日後にシンクライアント環境を自宅PC上に構築し、社内システムの利用が可能になるという。価格は1ユーザー当たり月額1890円(税込み)。

画像 在宅勤務用シンクライアントの利用イメージ

 本サービスでは、同社の仮想マシン、OS、各種ミドルウェア、各種ツールからなるIT基盤と付帯する運用をオンデマンドで提供する「SecureOnline統制IT基盤提供サービス」を利用する。ユーザーはUSBメモリからブートした自宅のシンクライアントからSecureOnline内のUSBゲートウェイを中継し、レイヤー2ベースのインターネットVPNを介して社内のPCにアクセス、画面情報のみをやりとりする仕組みだ。USBキー内の設定情報やアクセス権限は認証サーバで一元管理され、またローカルデータがネット上に流れない画面転送方式を採用するため、機密データの外部流出を防ぐことができる。

関連ホワイトペーパー

シンクライアント | VPN | アクセス制御 | 認証 | 仮想化


ITmedia マーケティング新着記事

news047.png

【Googleが公式見解を発表】中古ドメインを絶対に使ってはいけない理由とは?
Googleが中古ドメインの不正利用を禁止を公式に発表しました。その理由や今後の対応につ...

news115.jpg

「TikTok禁止法案」に米大統領が署名 気になるこれからにまつわる5つの疑問
米連邦上院が、安全保障上の理由からTikTokの米国事業の売却を要求する法案を可決し、バ...

news077.jpg

「気候危機」に対する理解 日本は米国の3分の1
SDGsプロジェクトはTBWA HAKUHODOのマーケティング戦略組織である65dB TOKYOと共同で、「...