Androidのセキュリティはこれ1つでOKな「Trend Micro Mobile Security 7.0」NEWS

トレンドマイクロが、企業向けにスマートフォンのセキュリティ対策と各端末の一元管理などが可能な製品を発表。Windows Mobile、Android端末に対応し、8月1日に受注を開始する。

2011年07月07日 20時24分 公開
[TechTargetジャパン]
画像 端末側の利用イメージ画面

 トレンドマイクロは7月7日、スマートフォンセキュリティ対策と管理機能を提供する企業向けのソフトウェア製品「Trend Micro Mobile Security 7.0(以下、TMMS)」を発表した。対応端末はWindows MobileとAndroid端末(OS 2.1以上)。8月1日に受注を開始し、3日に出荷する。

 TMMSは、専用エージェントをインストールした端末に「セキュリティ対策」「デバイス管理」「集中管理」の各種機能を適用できる。各機能の詳細は以下の通り。

  • セキュリティ対策

 端末内の不正プログラム検索、不正Webサイトへのアクセス制限、着信/メールフィルタリング

  • デバイス管理

 遠隔での端末ロック・データ消去、位置特定、カメラ・Bluetoothなどの機能制限、パスワード強制、複数端末の一斉プロビジョニング

  • 集中管理

 各端末情報のステータス確認、セキュリティポリシーの集中管理、パターンファイルの強制アップデート、同製品を利用可能とするエージェントの無断アンインストール防止

 同社では、2011年11月に集中管理機能の「セキュリティポリシーの集中管理」「パターンファイルの強制アップデート」を強化し、「ログ管理機能」を新たに実装する予定だ。

画像 管理画面イメージ(遠隔にある端末の検索)

 購入は、セキュリティ機能と集中管理機能を搭載するスタンダード版と、デバイス管理機能を含めて全ての機能を搭載するアドバンス版の2種類から選択できる。参考価格(税別)は1アカウント当たりスタンダード版が3110円、アドバンス版が6220円。

 なお参考価格は、250〜499アカウントを利用した場合の(サービス料を含む)1年間の使用許諾料金。アカウント数に応じて割引を適用するディスカウント制。また、2年目以降、製品のバージョンアップやパターンファイルのダウンロード等のサポートサービスを継続する場合、1年当たり初年度購入価格の50%が発生する。

ITmedia マーケティング新着記事

news047.png

【Googleが公式見解を発表】中古ドメインを絶対に使ってはいけない理由とは?
Googleが中古ドメインの不正利用を禁止を公式に発表しました。その理由や今後の対応につ...

news115.jpg

「TikTok禁止法案」に米大統領が署名 気になるこれからにまつわる5つの疑問
米連邦上院が、安全保障上の理由からTikTokの米国事業の売却を要求する法案を可決し、バ...

news077.jpg

「気候危機」に対する理解 日本は米国の3分の1
SDGsプロジェクトはTBWA HAKUHODOのマーケティング戦略組織である65dB TOKYOと共同で、「...