IFRSでは決算期の統一が求められるとし、本社の決算期を変更する。
花王は10月25日、IFRS(国際財務報告基準、国際会計基準)への対応などを目的に本社の決算期を3月31日から12月31日に変更すると発表した。連結子会社100社のうち、海外法人の89社は12月期決算。IFRSでは決算期の統一が求められるとし、本社の決算期を変更する。
決算期の変更は2012年6月下旬に開催される株主総会の承認で正式決定する。2012年度は4月1日から同年12月31日までの9カ月決算となる。本社の他、3月期決算の国内連結子会社11社も決算期を12月に変更する予定。
花王は「グローバルな事業の一体運営の推進」「経営情報の適時・的確な開示によるさらなる経営の透明性向上」も決算期統一の理由に挙げている。IFRS適用については「将来的に適用する方向で準備を進めているが、具体的な時期は決めていない」(同社)。花王は同日、ビューティケア事業の欧米子会社を一体的に運営するよう組織変更することも発表した。
IFRS適用に伴う決算期の統一では、横浜ゴムも3月期から12月期に変更した。
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