2013年05月14日 08時00分 UPDATE
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2013 Japan IT Week 春リポート(ストレージ編)SSD導入のジレンマを解消するストレージ最新トレンド

IT関連の総合展示会「2013 Japan IT Week 春」。本稿は同イベントの中から、企業採用が進むSSD対応ストレージの出展内容を紹介する。

[翁長 潤,TechTargetジャパン]
photo

 東京ビッグサイトで2013年5月8日〜10日の3日間開催されたIT関連の総合展示会「2013 Japan IT Week 春」。本稿では、専門展示会「第15回 データストレージEXPO」「第4回 クラウドコンピューティングEXPO」の出展の中から、SSD(ソリッドステートドライブ)関連のストレージ製品を中心に紹介する。

SSD導入の懸念点を解消する「EMC XtremIO」

 EMCジャパンは、正式発表間近といわれているオールフラッシュストレージ「XtremIO」を展示。XtremIOは米EMCが2012年に買収した米XtremIOの技術に基づいている。EMCジャパンは「SSDの概念を変えるストレージ」とうたい、「SSDの有効性を理解しながらも導入に踏み切れない企業の3つの懸念点を解消できる」と説明する。

photo EMC XtremIO

 SSDの懸念点とは「寿命」「コスト」「パフォーマンス」の3つ。一般に、SSDの平均書き込み寿命はeMLC(エンタープライズマルチレベルセル)で3万回程度といわれている。また、HDDと比較して容量単価が高い他、特定のセルがホットスポットとなりアプリケーションのパフォーマンスが劣化する場合もあるため、「SSDを追加したにもかかわらず、ROI(投資対効果)が低下することがある」という(関連記事:NAND型フラッシュメモリの次を見据えるメーカーの思惑)。

 XtremIOは、インライン重複排除や4キロバイト単位の分散書き込みなどが特徴。データを書き込む前に重複排除を行うインライン重複排除によって、書き込み回数が減ることでSSDの寿命も延びる。「データ量が増えるほどデータの重複は増えて重複排除率が高まるため、データ書き込み処理のパフォーマンスの向上が期待できる他、データ保存量も削減できる」という。

 また、4キロバイト単位でシステム全体に分散してデータを書き込むため、セルへのアクセスを平準化。特定のセルがボトルネックとなる劣化を防いでホットスポットを解消する。遅延レベルの一貫性を保ち、ディスクを追加してもパフォーマンスを損なうことなくリニアにスケールアウトするため、最大100万IOPSを実現できるという(関連記事:SSD導入では「ウェアレベリング」と「データの整合性」に注意すべし)。

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