モータースポーツ中継を支えるITインフラの底力NASCAR放送映像など18万時間分を保存

米最大のモータースポーツ団体であるNASCARのプロダクト部門は、カーレース映像の保管や専門チャンネルの生中継などで保有データ量が毎年1ペタバイトずつ増加。より拡張性の高いITインフラへの刷新を図った。

2013年05月29日 08時00分 公開
[John Hilliard,TechTarget]

 米NASCAR Productionsは最近、過去の放送映像と放送関連データセットなど18万時間分の高解像度ビデオ映像を保存するテープライブラリとして、米Spectra Logicの「Spectra T-Finity」を選定した。

 NASCARは、これまで使ってきたSpectra T950をT-Finityに置き換える。Spectra Logicによると、これらのテープライブラリのTranScale機能を使ってデータ移行を実行済みだという。NASCARのオペレーションおよびテクニカルプロダクション担当副社長、スティーブ・スタム氏は「データ移行は数時間で済み、シャーシの変更で完了した」と語った。

ITmedia マーケティング新着記事

news193.jpg

IASがブランドセーフティーの計測を拡張 誤報に関するレポートを追加
IASは、ブランドセーフティーと適合性の計測ソリューションを拡張し、誤報とともに広告が...

news047.png

【Googleが公式見解を発表】中古ドメインを絶対に使ってはいけない理由とは?
Googleが中古ドメインの不正利用を禁止を公式に発表しました。その理由や今後の対応につ...

news115.jpg

「TikTok禁止法案」に米大統領が署名 気になるこれからにまつわる5つの疑問
米連邦上院が、安全保障上の理由からTikTokの米国事業の売却を要求する法案を可決し、バ...