本当に役立っているか?
「スマート製品」は全くスマートではない
「スマート」と銘打った製品は、問題解決に役立っていない。スマートウォッチが生成する数値データには何の意味もない。「スマート」機能とは何か、問い直すべきだ。
「スマート」という言葉は、日常生活で生じる問題の解決を手助けしてくれる製品を想像させる。だが、こうした問題の解決には、多くの異なるマンマシンシステムの連携が必要になる。つまり、登録、分析、処理、結果の監視といったシステムがそれぞれ連携しなければならない。医療モニターのデータであれば、主治医、病院の専門医、AIシステムなど、専門的な判断を行う各システムに送る必要がある。そうすることで、診察、診断、治療とつながる体制が確実に効果を発揮する。
Computer Weekly日本語版 12月7日号無料ダウンロード
本記事は、プレミアムコンテンツ「Computer Weekly日本語版 12月7日号」(PDF)掲載記事の抄訳版です。本記事の全文は、同プレミアムコンテンツで読むことができます。
なお、同コンテンツのEPUB版およびKindle(MOBI)版も提供しています。
もうこれは「スマート」製品の域を超えている。
健康監視スマートウォッチ
では、「Apple Watch」や「Fitbit」のようなスマート製品はどのような問題を軽減または解決するのだろうか。
医療面では、心拍数、歩数、上った階段の数、行った運動、睡眠リズムなど、特定の身体活動を監視し、日常の活動を数値に置き換えることができる。だが、スマートウォッチの使用者が未使用者に比べて健康であることを示す研究はない。
また、公的医療システムではスマートウォッチのデータは使用されない。このデータを主治医に見せても見向きもされない。プロの医療関係者は、明らかにコンシューマーデバイスの正確性を信頼していないと思える。今日の医療監視装置の水準は全く次元が違う。
スマートウォッチは、水泳、サイクリング、ランニングなど、日常生活における普通の運動の成果を記録できる。利用者は、この数値を友人との比較に使用する(だが、大半は自身の成果の確認に利用している)。データがあれば運動が楽しくなり、ランニングやランニングマシンでの運動にも競争意識が生まれる。
だが、成果の測定に正確さを求めるプロスポーツ選手は、コンシューマーデバイスが生み出す大きな誤差にがっかりするだろう。
例えば、脈拍測定で最大20%の誤差が生じることを示す研究もある。Apple Watchによる計測結果について、Apple自体が行った評価を見てみよう。
続きはComputer Weekly日本語版 12月7日号にて
本記事は抄訳版です。全文は、以下でダウンロード(無料)できます。
■Computer Weekly日本語版 最近のバックナンバー
Computer Weekly日本語版 11月16日号 Windows Server 2016のココが凄い
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
新着ホワイトペーパー PR
-
製品資料
[SCSK株式会社] 「Dropbox」管理・運用の困りごと解決ガイド -
事例
[SCSK株式会社] 東急建設や朝日放送など4事例に学ぶ、クラウドストレージ移行のポイント -
製品レビュー
[株式会社シーイーシー] 脱VMwareは単なる移行で終わるのか? 後悔しない次世代基盤の選び方とは -
市場調査・トレンド
[株式会社日立ソリューションズ] クラウド型ストレージと文書管理システム、その使い分け方とは? -
市場調査・トレンド
[グーグル・クラウド・ジャパン合同会社] AIの悪用でサイバー攻撃が加速、インシデント調査で判明した脅威の実態と防衛策
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
PHP脆弱性「PHP2Shell」で2260万件に影響 情シスの緊急チェックリスト
-
2
半数がブルーカラー転向を視野に? ベテランエンジニアを追い込む“54歳の壁”
-
3
「Windows」の不要なファイルを安全に消して容量を空ける方法
-
4
「生成AIの導入・活用」に関するアンケート
-
5
「Microsoft 365」が乗っ取られる MFAを破る“本物の画面”の恐怖
-
6
Claude利用8割のGMO、AI人材の評価軸が「トークン管理」に変わった
-
7
なぜ「Gemini 4 Argon」は出遅れたのか? Googleが狙う“逆転のシナリオ”
-
8
みずほ証券が「液冷サーバ」を採用 1日3.6億件の計算を支えるための要件
-
9
ChatGPTは“検索しまくり”でGeminiは“淡泊”? データが明かすAIの裏側
-
10
生成AIが普及しても「技術書」を手放せないエンジニアの本音
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
AI駆動攻撃にどう対抗する? 超速の攻撃からエンドポイントを保護する方法
-
2
2026年のサイバーセキュリティには何が必要か? 最新データに学ぶ傾向と対策
-
3
経験豊富な即戦力人材に直接アプローチできる、「攻めの採用」への転換術
-
4
「IT史に名を残すシステム障害」8選
-
5
最速72分でデータが流出? 最新の脅威トレンドや侵入手法から分かった防衛策
-
6
AI駆動開発のスピードと安全性を両立 「品質・セキュリティ管理」の実践ガイド
-
7
不審メールの経路や見せ方に変化? 2026年夏の3事例から見えた動向と対処方法
-
8
HDDを使わない「SSDオンリー」が無謀なのはなぜ?
-
9
「標的型攻撃メール」事例・サンプル集
-
10
Microsoft 365のメールセキュリティ、3つの“死角”と追加で検討すべき対策とは
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー