2017年02月23日 08時00分 UPDATE
特集/連載

もはやPCである必要はなくなった本当にPCは必要なのか? CIOはクライアント機器を再検討すべし

CES 2017でも各社が新型PCを発表していたが、ビジネス的な価値の創造につながるようなものではなかった。あらためて、PCが必要なのかどうか、考えてみる必要があるだろう。

[Cliff Saran,Computer Weekly]
Computer Weekly

 2017年、企業のIT部門は長年使ってきたWindows 7環境から離れるための作業を計画に組み込まなければならない。同時に、新たな機器を購入するとして、またもや大手メーカーのPCを選ぶか、他の機器にするかというジレンマにも向き合う必要がある。

Computer Weekly日本語版 2月22日号無料ダウンロード

本記事は、プレミアムコンテンツ「Computer Weekly日本語版 2月22日号」(PDF)掲載記事の抄訳版です。本記事の全文は、同プレミアムコンテンツで読むことができます。

なお、同コンテンツのEPUB版およびKindle(MOBI)版も提供しています。

ボタンボタン

 PC市場はここ数年、縮小の一途をたどっている。コンシューマー(一般消費者)は、進化の勢いが止まらないタブレット端末やスマートフォンを購入する。そういった端末は、日常生活で必要なコンピューティングニーズをかなりカバーできるほど高機能になったからだ。

 調査会社Gartnerは、PC、タブレット、携帯電話、その他のモバイル端末を合わせた全世界の合計出荷台数について、2017年は依然横ばいだろうと予測している。

 ところが、米ラスベガスで開催された年初恒例のイベント「Consumer Electronics Show 2017」(CES)に参加したPCメーカー各社は、Gartnerがこんな予測を立てていても相変わらず盛んに、PCへの再投資を促す活動を展開していた。

 例えば、HPはこのイベントで「EliteBook x360」を発表した。同社の説明によると、このモデルのバッテリー駆動時間は16.5時間、強靭(きょうじん)性は米軍規格にも適合しているという。

 また、このモデルはコラボレーション機能を充実させた設計となっている。Skype for Businessが使える端末として(Microsoftの)認証を受けており、会議用の統合ホットキーを備えている。このホットキーで、画面の共有、マイクのミュート(消音)とミュート解除、電話への応答、通話の終了などの操作を直接行える。PC内蔵のマイクとスピーカーには、音楽だけではなく発話も明瞭に聞こえるようなチューニングを施しているという。

 一方、HPと競合するLenovoは、2017年モデル「ThinkPad X1 Carbon」を同イベントで発表。現時点で発売されている14型の業務用ノートPCの中では最軽量だとアピールしている。Lenovoの新モデルのバッテリー駆動時間は最長15時間、Thunderbolt 3ポートを備え、オプションでWiGig接続にも対応しているという。東芝はノートPCの最新モデル「Portege A30-D」を展示した。このモデルのバッテリー駆動時間は15時間、各種接続ポートも一通りホストしている。

チップの進化

 ここまでに挙げたPCの最新モデルは、ムーアの法則と最新世代マイクロプロセッサ技術の成果をフルに活用する設計となっている。例えばIntelは、「第7世代Core vProプロセッサファミリー」で、多要素認証を支援するハードウェアも提供している。

 その一例として、「Dropbox」で運用している多要素認証システムをハードウェア側で支援する。つまりユーザーは、DropboxのWebサイトにサインインする際、(Dropboxからメールでキーが送られてくるのを待たずに)最新のIntel Coreプロセッサに組み込まれているセキュリティキーを使うことができる。

 「このコラボレーションによって、当社の第7世代Core vProプロセッサを搭載したPCのユーザーは、Dropboxを使う際、簡単にセキュリティを確保できるので便利になる」と、Intelでソフトウェアおよびサービス部門のバイスプレジデントとプラットフォームセキュリティ担当部署の責任者を兼務するリック・エチェバリア氏は話す。

最新モデルは決め手に欠ける

 PCメーカー各社は、Intelの最新マイクロプロセッサを導入して自社のPCを効果的に刷新し、性能の向上とバッテリーの長寿命化を実現している。

続きはComputer Weekly日本語版 2月22日号にて

本記事は抄訳版です。全文は、以下でダウンロード(無料)できます。


Computer Weekly日本語版 最近のバックナンバー

Computer Weekly日本語版 2月8日号 NVMe over Fabricsに高まる期待

Computer Weekly日本語版 1月25日号 ARMが進めるIoT戦略

Computer Weekly日本語版 1月11日号 家庭内のIoTデバイスを守れ!


この記事が気に入ったらTechTargetジャパンに「いいね!」しよう

この記事を読んだ人にお薦めのホワイトペーパー

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

Loading

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news027.jpg

インターネット広告PMP取引市場規模、2021年には約3倍に――サイバーエージェント子会社が予測
サイバーエージェント子会社のAJAは国内PMPの市場動向調査を実施。その結果を発表した。

news025.jpg

電通ダイレクトフォース、コマース機能付きインタラクティブ動画を制作できる「EICHI ビデオコマース」を提供
電通ダイレクトフォースは、コマース機能を実装したインタラクティブ動画を制作・配信で...

news019.jpg

電通など3社、Instagram動画広告の制作・配信ソリューションを提供
電通デジタルと電通、TWIN PLANETの3社は、「Instagram」の動画広告を制作・配信するソリ...