盗まれにくく覚えやすい、“良いパスワード”の作り方とは?上手なパスワードの使い方【後編】

パスワードは主要な認証手段であると同時に、攻撃者にとって突破しやすい要素でもある。安全なパスワードを生成するヒントと、パスワードの代替手段として利用できる認証方法を紹介する。

2020年04月03日 05時00分 公開
[Sharon Shea, Randall GambyTechTarget]

 パスワードの保護対策としてかつては十分だと見なされていたハッシュ化は、テクノロジーの進歩によって攻撃者に解読される可能性が高まっている。「攻撃者に解読されにくいパスワード」とはどのようなもので、どう作成すればよいのか。

より強力なパスワードの作成

 セキュリティリスクが指摘されているにもかかわらず、パスワードはなくならない。その状況を考えれば、パスワード利用時のセキュリティ強化に取り組むことは重要だ。例えば業務用システムやアプリケーションで使用するパスワードの最小文字数を増やせば、IDとパスワードの組み合わせを総当たりで試す「ブルートフォース攻撃」の対策になる。

 パスワードの長さで「良い」あるいは「安全」と言える基準はあるのだろうか。

ITmedia マーケティング新着記事

news108.jpg

TOPPANとデータX、中堅企業向けデジタルマーケティング支援で協業
TOPPANとデータXは、中堅企業を対象としたデジタルマーケティング支援領域のデータ基盤構...

news084.jpg

Instagramがまとめアカウント排除へフィードアルゴリズムを刷新
Instagramはフィードアルゴリズムを刷新し、コンテンツレコメンドの方針を変更することを...

news148.png

「三菱UFJ銀行」と「メルカリ」のフィッシング詐欺が増加――BBソフトサービス調査
BBソフトサービスが、詐欺サイト専用セキュリティソフトで検知・収集したデータを基に、...