2019年03月10日 05時00分 公開
特集/連載

10億台のAndroid端末が「パスワードのない世界」へ FIDO2取得でログインはどうなる?生体認証普及の道筋が整う

FIDO Allianceは、Android 7以降の全デバイスがFIDO2認定を取得したと発表した。これにより、パスワードの代わりに生体認証を使ってWebサイトやアプリへのログインを実現できるようになる。

[Michael Heller,TechTarget]
画像

 Androidはバージョン7.0(Nougat)以降でFIDO2認定を取得し、パスワードのいらない世界に向かって第一歩を踏み出した。

 認証関連の業界団体FIDO Allianceは、Androidバージョン7.0以降がFIDO2認定を取得したことを発表した。これにより、端末の指紋センサーやFIDO対応セキュリティキーを使ってWebサイトやアプリにログインすることが可能になる。対象となるのは全Android端末の50%程度だが、それでもその台数は10億台以上に上る。

 FIDO Allianceはプレスリリースで次のように述べた。「Webやアプリの開発者は、シンプルなAPI呼び出しでAndroid用のアプリやWebサイトに強力なFIDO認証を追加できるようになった。これにより、急速に増加しているエンドユーザーの対象Android端末と将来アップグレードする新しい端末に、パスワードのいらないフィッシング防御策を提供できる」

 FIDO2は、World Wide Web Consortiumが開発した「Web Authentication(WebAuthn) API」仕様と、FIDO Allianceが開発した「Client to Authenticator Protocol」で構成されている。Googleのアカウントセキュリティ担当ディレクターを務めるマーク・リッシャー氏に話を聞いたところ、これらの認証プロトコルはユーザーの「責任の重圧」を解消するものであり、「ゲームチェンジャー」になるという。

ITmedia マーケティング新着記事

news144.jpg

動画の重要性 「増している」が85% 動画コンテンツの内製化率は前年比倍増――アライドアーキテクツ調査
アライドアーキテクツが「企業のDX推進における動画活用の実態調査 2021」を実施。デジタ...

news066.jpg

これもアマゾンエフェクト? 米国で激減するあの人名の話
マーケターの頭の片隅を刺激するトピックをインフォグラフィックスで紹介。

news154.jpg

電通「2020年 日本の広告費」 総広告費は大幅減でもインターネット広告費は成長を維持
2020年の日本の総広告費は6兆1594億円で前年比88.8%。東日本大震災があった2011年以来9...