2006年05月15日 14時00分 公開
特集/連載

Winnyウイルスの現状を知ろうWinnyウイルスから機密情報を守れ!【第1回】

企業や団体が所有している機密情報の流出が、毎日のようにニュースで報じられている。このほとんどがWinnyウイルスの感染が原因だ。ウイルスは日々進化しており、Winny自体のセキュリティホールも発見された。

[吉澤 亨史,TechTarget]

 Winnyウイルスの感染による情報流出事件が後を絶たない。企業が持つ顧客情報リストをはじめ警察の捜査情報や自衛隊の機密情報なども流出しており、国が「Winnyを使わないように」と呼びかける異常な事態に発展している。

 機密情報がネット上に流出するため、一度流出した情報はまず回収できない。また、顧客へのお詫びやフォローはもちろん、事態の収拾のために消費される費用や手間は膨大なものであり、企業が築き上げてきた信頼を失う可能性もある。

 一方、Winnyウイルスも日々進化しており、初期にはマイドキュメントにあるファイルを公開させていたが、現在ではドライブを丸ごと公開するウイルスが確認されている。また、WinnyだけでなくやはりP2PソフトであるShareにも感染するウイルスが登場するなど、予断を許さない状況が続いている。社員が仕事用のファイルを自宅に持ち帰り、自宅のPCが感染して情報が流出するケースや、すでに会社を辞めている元社員の個人用PCから流出するケースもあり、企業が行わなければならない対策が多岐にわたっている。

 このような状況を踏まえ、4回に渡りWinnyウイルス特集をお送りする。Winnyウイルスの現状や情報流出の仕組み、P2Pソフトの基礎知識、感染してしまった場合の対処法や未然に行う対策やソリューションなどをまとめていく予定だ。第一回の今回は、Winnyウイルスを取り巻く現状をお伝えする。

ITmedia マーケティング新着記事

news176.jpg

Teslaが成長率1位、LVMHグループ5ブランドがランクイン 「Best Global Brands 2021」
毎年恒例の世界のブランド価値評価ランキング。首位のAppleから10位のDisneyまでは前年と...

news056.jpg

「巣ごもり消費」で選ばれるブランドになる「シャンパンタワー型コミュニケーション戦略」のすすめ
「巣ごもり消費」はPRをどう変えたのか。コロナ禍における需要喚起に有効なB2C向けの統合...

テレビ放送と人流の相関を示すデータサービス クロスロケーションズが提供開始
テレビ番組やテレビCMをテキスト化・データベース化した「TVメタデータ」とGPSをベースと...