企業ブログは両刃の剣となる。トラブルに巻き込まれずにブログを効果的に活用するための10カ条を紹介する(前編は第5条まで)。
毎秒のように新しいブログが生まれている今日、ブログがもてはやされるのも無理はない。誰もがブログを持っているようだ。
米国経営管理学会(AMA)とイーポリシー・インスティテュートが2006年に発表した「職場でのメール、IM、ブログに関する調査」によると、米国拠点の組織の8%が企業ブログを運営している。そのうち55%は会社の外に向けたブログを運営しており、顧客やサードパーティーと交流を持っている。48%は従業員同士の交流促進を目的とした社内ブログを持っている。ブログを持つ会社の16%では、CEOまでもがブログの世界に飛び込み、信頼関係の確立や企業に対する評判の向上、社会的大儀の促進といった目的を達成するためにブログを活用している。
ブログは疑う余地なく、電子コミュニケーションの強力なツールであり、メールとIMと従来のマーケティング指向の企業Webサイトを合わせた以上に、業界のコミュニケーションと企業の評判に強い影響を与えることになりそうだ。ブログは、「未来の」技術などではなく、今ここにあり、普及し、急速にかつ大きく業界コミュニケーションの顔と声を変えつつある。
充実した内容で巧みに書かれた企業ブログは、幹部を業界のリーダーと見なされるようにし、ブランド認知を確立し、双方向のコミュニケーションを促進するといった企業の重要な目標を達成する助けになる。
社外に向けたブログを持たない企業は、業界での地位、市場シェア、評判、売り上げを、ブログ界の力に既に気付き、参入しているハイエンドな競合に奪われる危機に瀕している。だが、すべての組織にとって企業ブログが必須もしくは適切だというわけではない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...