サーバ、基本ソフトウェア、仮想化ミドルウェア、保守などをパッケージ化
日本ヒューレット・パッカードは6月15日、仮想化技術を利用して低コストで効率的なシステム開発、保守を可能にする「HP VM開発・保守きっと楽々君」を同日より提供開始したと発表した。本製品は、同社の仮想化技術「HP Virtual Server Environment」を利用したサーバ、基本ソフトウェア、仮想化ミドルウェア、保守などをパッケージ化したもの。構築サービスを含むパッケージも用意され、最適な開発環境を容易に導入できるという。
本製品は、仮想化技術の利用により複数の開発者が同時に作業できることが特徴。また、それぞれの環境に合わせたソフトウェアのアップデートやパッチの適用が可能になり、保守の効率も向上する。さらに、標準化された開発・保守環境のディスクイメージを使用することで、すべての開発・保守環境を一意に管理することができる。これらのメリットにより、開発機の台数削減、開発環境の管理性の向上が可能で、システム開発のコストを削減できるとしている。
ラインアップは、4ゲストOSまで同時利用可能な「HP VM開発・保守きっと楽々君 rx3600」(月額リース料:24万5920円から)と、8ゲストOSまで同時利用可能な「HP VM開発・保守きっと楽々君 rx6600」(月額リース料:47万2100円から)が用意されている。なお、本製品はHPファイナンシャルサービスの「支払い遅延プログラム」を介したリース契約として提供され、導入後3カ月間のリース料は発生しない。
会員登録を行うことで、300点以上の技術資料がそろったホワイトペーパーや興味・関心分野ごとに情報を配信するメールマガジン、ITmediaや@ITの特集記事がPDFでまとまって読める電子ブックレットなど、各種サービスを無料で利用できます。会員登録(無料)はこちらから
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
仮想デスクトップは、快適なデジタルワークスペースを提供する手段として活用されているが、Web会議や動画などの利用により、動作の遅延や操作性の悪化が課題になっている。そこで注目したいのがGPU-VDIを活用した仮想デスクトップだ。
Broadcomによる買収後、VMware離れの動きが進んでいる。AWSやRed Hatなどの競合ベンダーは“ポストVMware”の受け皿としてどのような施策を打ち出しているのか。仮想インフラ再編の行方を考察する。
Windows Server 2025では、Hyper-Vの利便性が大幅に強化された上に、リソースの拡張性や高可用性の機能に加えてGPUパーティショニング機能も標準搭載している。本資料では、GPUパーティショニング機能の概要や設定方法を解説する。
従来型の仮想化プラットフォームへの過度な依存が原因で、柔軟性の低下や、モダナイゼーションの停滞といった問題に悩んでいた米国の国防総省。そこで採用されたのが、コンテナとVMを1つのクラスタ上で実行できる統合プラットフォームだ。
これまで仮想化技術は、システム運用の効率化やコストの最適化などさまざまなメリットをもたらしてきた。しかし現在、仮想化基盤は拡張性やアジリティなどのメリットを享受するためにクラウドシフトが求められている。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...