日本HP、仮想化技術で企業のシステム開発、保守を行うパッケージ製品を発売NEWS

サーバ、基本ソフトウェア、仮想化ミドルウェア、保守などをパッケージ化

2007年06月15日 18時35分 公開
[TechTarget]

 日本ヒューレット・パッカードは6月15日、仮想化技術を利用して低コストで効率的なシステム開発、保守を可能にする「HP VM開発・保守きっと楽々君」を同日より提供開始したと発表した。本製品は、同社の仮想化技術「HP Virtual Server Environment」を利用したサーバ、基本ソフトウェア、仮想化ミドルウェア、保守などをパッケージ化したもの。構築サービスを含むパッケージも用意され、最適な開発環境を容易に導入できるという。

 本製品は、仮想化技術の利用により複数の開発者が同時に作業できることが特徴。また、それぞれの環境に合わせたソフトウェアのアップデートやパッチの適用が可能になり、保守の効率も向上する。さらに、標準化された開発・保守環境のディスクイメージを使用することで、すべての開発・保守環境を一意に管理することができる。これらのメリットにより、開発機の台数削減、開発環境の管理性の向上が可能で、システム開発のコストを削減できるとしている。

 ラインアップは、4ゲストOSまで同時利用可能な「HP VM開発・保守きっと楽々君 rx3600」(月額リース料:24万5920円から)と、8ゲストOSまで同時利用可能な「HP VM開発・保守きっと楽々君 rx6600」(月額リース料:47万2100円から)が用意されている。なお、本製品はHPファイナンシャルサービスの「支払い遅延プログラム」を介したリース契約として提供され、導入後3カ月間のリース料は発生しない。

TechTargetジャパンへのご登録はお済みですか?

「TechTargetジャパン」メンバーシップのご案内

会員登録を行うことで、300点以上の技術資料がそろったホワイトペーパーや興味・関心分野ごとに情報を配信するメールマガジン、ITmediaや@ITの特集記事がPDFでまとまって読める電子ブックレットなど、各種サービスを無料で利用できます。会員登録(無料)はこちらから


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アイティメディアからのお知らせ

From Informa TechTarget

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

ITmedia マーケティング新着記事

news017.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

news027.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

news023.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...