2007年07月12日 05時00分 公開
特集/連載

Microsoftのオープンソース提携――ITマネジャーらは懐疑的相互運用性に懸念

Novell、Xandros、Linspireと立て続けに提携を結んできたMicrosoft。だが、かたくなな姿勢を貫こうとするのであれば、IT管理者はほかのOSをホスト上で運用したいと考えるだろう。

[Margie Semilof,TechTarget]

 Microsoftはこのところ、オープンソース企業への接近を強めているが、多くのITマネジャーは、Microsoftが最近Linuxベンダー各社と交わした提携が本当にビジネスの変革を意味するのだろうかという疑問を抱き続けているようだ。

 Microsoftは過去6カ月間で数社のオープンソースベンダーと手を結んだ。つい最近も、LinuxデスクトップソフトウェアのメーカーであるLinspireと提携した。MicrosoftとLinspireはこの提携で、文書フォーマットの互換性やIM(インスタントメッセージング)クライアント、フォント、オーディオ/ビデオコーデック間の相互運用性などを約束した。

 Microsoftは数週間前にも、韓国のLG Electronicsと広範な特許ライセンス契約を締結した。2007年6月初めのTech・Edカンファレンスでは、MicrosoftとXandrosが業務提携を結び、システム管理の相互運用性、サーバの相互運用性、オフィス文書の互換性など広範な取り決めを交わした。

 また2006年11月には、MicrosoftとNovellが相互運用性と文書の互換性の改善に向けた技術共有などを含む提携契約に調印した。

 こういった提携を促している要因として、専門家らは仮想化の普及、そしてMicrosoftが複数の種類のサーバOSをサポートしなければならなくなったことを挙げている。MicrosoftのWindows Serverが今後もホストOSとして影響力を維持するためには、同社は柔軟な姿勢で臨み、各種のゲストOSをサポートする必要がある、というのが多くの専門家の意見だ。

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