サーバ上でアプリケーションを仮想化することで得られるメリットは幾つかある。ネットワーク上の大規模なターミナルサーバを代替することもその1つだ。
サーバ上でアプリケーションを仮想化することで幾つかのメリットが得られる。例えば、アプリケーションサーバを統合したり、ネットワーク上の大規模なターミナルサーバを代替したりできる。
実際、アプリケーションの仮想化はWindows Serverのターミナルサービス(TS)“キラー”かもしれない。TSよりもはるかにシンプルなアプリケーション管理モデルを提供するからだ。アプリケーションの仮想化では、アプリケーションを共有モードでインストールする必要がない。また、サーバのコストも削減できる。ストリーミングサーバは必要なリソースが比較的少ないからだ。
現在、企業がTSを運用する理由は幾つかあるが、一番の理由はアプリケーションを容易に集中管理して1カ所で更新できるからというものだ。
だが、ユーザーがTS上のアプリケーションにアクセスするには、ネットワークに接続していなければならない。TS Webアクセスを使えばユーザーにインターネットや無線経由でアプリケーションを提供できる。しかし、こうした接続環境がなければユーザーはアプリケーションにアクセスできない。また、TSサーバは、マルチプロセッサや大容量メモリなどの豊富なリソースを備えた大規模サーバでなければならない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...