起動できなくなったシステムを復旧する方法として、「前回正常起動時の構成」に続けて「デバイスドライバのロールバック」と「システムの復元」を紹介する。
「前回正常起動時の構成」を使ってWindows XPを復元する方法では、起動しなくなったシステムを「前回正常起動時の構成」オプションを使って機能する状態に復元する方法を解説した。今回はほかの有用な復旧手段として、「デバイスドライバのロールバック」と「システムの復元」を紹介する。
Windows XPの破壊的な変更として最もよく起こるのは、恐らく無効なデバイスドライバのインストールだろう。Windowsではこれを防ぐ措置が取られてはいるが、ドライバをチェックする仕組みが完全ではなく、簡単にかわされてしまう。無効なデバイスドライバをインストールすると、結果としてハードウェアが1つ機能しなくなるだけで済むこともあれば、システム全体が起動できなくなることもある。
幸い、この種の問題の復旧は比較的簡単だ。ここで紹介する方法は「デバイスドライバのロールバック」と呼ばれている。通常の方法で無効なデバイスドライバをインストールしたのであれば、ほとんどの状況でうまくいく。しかし、例えば有効なデバイスドライバと一致させるために無効なデバイスドライバの名称を変更し、有効なファイルを無効なファイルで上書きするといったとんでもないことをやってしまった場合、この方法は通用しない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
システム運用の現場では今、申請対応や構成管理、サービスデスクなどの領域をはじめとして、業務プロセスの抜本的な見直しが求められている。その実現方法として注目される統合運用基盤の実力を、3つの具体的な活用例を基に探る。
マルチクラウド/ハイブリッドクラウドが一般化し、IT基盤が複雑化する今、運用監視に課題を抱える企業が増えている。個別ツールのみでは全体を俯瞰した相関分析が困難で、作業負荷やコストの増大も著しい中、どう解決すればよいのか。
多くのユーザーが使うシステムの刷新は、管理負荷の増大にもつながる重要な局面だ。そこで本資料では、大手造船メーカーの常石造船が、システムの移行で運用管理の課題を解決し、業務の効率化と情報共有の円滑化を実現した方法を紹介する。
法律とプラットフォーマーによる規制強化は、デジタルマーケティングに大きな影響を与える恐れがある。法規制を順守し、個人データを活用するには、ユーザーからの同意取得と、それをID単位で管理することが不可欠だが、その実現方法とは?
複数のセキュリティツールを導入したことが原因で、アナリストがアラート対応に追われ、インシデントの検出や対応に遅れが生じるケースは多い。この現状を打開し、セキュリティ運用プロセスを改善するための「5つの方法」とは?
「テレワークでネットが遅い」の帯域幅じゃない“真犯人”はこれだ
ネットワークの問題は「帯域幅を増やせば解決する」と考えてはいないだろうか。こうした誤解をしているIT担当者は珍しくない。ネットワークを快適に利用するために、持つべき視点とは。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...